20190316｜Wedding BGM List

2019年3月16日、結婚式が終わった。
これまでに経験したことがないくらいの熱量と労力をかけた準備期間も、終わってみれば一瞬だ。
終わってからのこの数日、それはもう抜け殻のようで何に対してもやる気が出ないが、人生はこれからも続く、とりあえず働かなきゃと求人情報を検索する。（現在、専業主婦という名のただの無職）

結婚式全体についてはまた別で振り返るとして、今回はたくさん考えてとってもこだわったBGMを、備忘録的にまとめておこうと思い、半年ぶりのnoteです。

オープニングムービー　Ellie Goulding - How Long Will I Love You

披露宴最初の曲は、映画「アバウトタイム」の挿入歌を。Instagramでとある方がこの曲を披露宴のムービーで使用したことをポストされていて、真似させてもらいました。Instagramは結婚式の準備において、めちゃくちゃ活用したな〜。
あたたかな気持ちになれる映画自体も、とても好き。メアリー役のレイチェル・マクアダムスがめちょかわいい。

入場　Clean Bandit & Jess Glynne - Real Love

オットの「結婚式で使うのは、できるだけ定番じゃない曲がいい」という一言から、Clean Banditにいきついた。クラシックなのかな？という始まりから、EDMに変わる驚きがあるのも好き。

乾杯　P!nk - Raise Your Glass

Glee Ver.にしようか迷ったけれど、やっぱり原曲が良くて。

スピーチ１　Glee - Loser Like Me

Gleeの数少ないオリジナル曲。とても好きなこの曲、友人のスピーチで使えて良かったな〜。

スピーチ２　Maroon 5 - Sunday Morning

オットの友人スピーチ。式場で保有されているリストから選んだけれど、好きな曲があって嬉しい。

スピーチ３　Glee - Lean On Me

4年前に東京に出てきてから、なんでも抱えがちな自分がそれでも吐き出さないとつらい時にきっと一番に相談したのが、三番目にスピーチをお願いした友人で。 今度は私を頼ってね、という意味も込めてこの曲を選んだ。

ケーキ入刀　MIKA - Popular Song ft. Ariana Grande

これも式場保有のリストから選んだ。今回初めて知った曲だけど、ポップでキャッチーでとても好きになった。

中座1　P!nk - Good Old Days

中座は、弟たちと。この曲の真意はわからないけれど、今は別々の姉弟3人が、一緒に暮らしていた頃を懐かしみながらこの曲を選んだ。

中座２　The Beatles - All You Need Is Love

式場保有のリストより。オットの中座は、お義母さんとでした。

プロフィールムービー　One Direction - History

1Dの曲は一度は絶対に使いたい、でも定番は避けたくてたどりついた曲。Zaynが抜けてしまったあと、それを惜しむかのようにデビューから今までの軌跡が流れるPVも好き。

再入場　Clean Bandit - Rather Be ft. Jess Glynne

Pentatonix Ver.と悩んだけれど、雰囲気をそろえたくて、入場はどちらもClean Banditで。
（その、Pentatonix Ver. ↓）

キャンドルリレー　Ariana Grande, John Legend - Beauty and the Beast

映画「美女と野獣」より。この曲はもともと使いたいと思っていて、式場のリストにあって嬉しかったな。
ディズニー映画は好んで観てこなかったし公開されてから随分経ってDVDで観たけれど、とっても好きな映画になりました。エマ・ワトソンが、ただただ美しい。

余興　星野源 - Family Song

オットのギターで、一緒に歌いました。一人で練習していたときは、歌詞がそうさせるのかメロディーが琴線に触れるのか、歌うだけでなぜか涙が止まらなくてとっても不安だったのだけれど、当日は緊張でそれどころではなかった。
私たちの歌で初めてこの曲を知ってくれた友人もいて（私も今回オットに教えてもらって初めて知った）、「良い曲だった」と言葉をかけてくれて、嬉しかったな。
Goose house Ver. も良いので、ぜひみてください ↓

キャンドルクローズ　Glee - Seasons of Love

聴いているだけで涙が出そうなほど良い曲で好きな曲。キャンドルクローズのタイミングでこの曲が流れる演出に触れてくれた友人がいて、嬉しい気持ち。Gleeの曲をたくさん使えたのも、嬉しい。

手紙　Adele - Make You Feel My Love

悲恋の曲が多い印象のアデルだけれど、愛を歌うカバーのこの曲は、両親への手紙で使おうと早い段階から決めていた。
Gleeでは、一つ前の「Seasons of Love」とともにフィン（コリー・モンティス）への追悼の回で歌われていたので、披露宴で使うことを少し迷ったけれど。

贈呈　Avril Lavigne - Keep Holding On

その昔、アルバムを全種類揃えるほど大好きだったアヴリル。両親への花束贈呈で使用しました。

退場　P!nk - True Love ft. Lily Allen

"hate" が多用されて、「大嫌い、でも、真実の愛ってそういうことでしょ」みたく歌うこの曲を退場に使用したことを、英語がわかる（前述の）友人が「最高にロックだった」と言ってくれて嬉しみ。
P!nkの曲はもっと使いたかったくらい大好きな曲が多い、「Perfect」とか ↓
（リンクを載せるにあたって久しぶりにPVを観たけれど、ショッキングなシーンもあるからグロいの苦手な方は観るのやめたほうがいいかもです）

エンドロール　Scotty McCreery - This Is It

唯一、オットが見つけてきてくれたこの曲。式場提携の映像会社に依頼したエンドロールは、きっとこの曲の良さもあいまって、とっても好評でした。結婚式の様子が流れるPVも良きです。

送賓１　Christina Aguilera - Something's Got a Hold On Me

映画「バーレスク」の、たしかアギレラが最初に歌声を披露するシーン。披露宴の終わりに始まりを予感させるこの曲を持ってきたのは、「披露宴の終わりは、二人の人生の始まり」を意味するから。（と、自分の中で勝手に意味付けしたけれど、映画の内容も断片的にしか覚えていなくて、記憶と全然違ったらウケる）

送賓２　Shakira - Try Everything

映画「ズートピア」のこの曲も、同じ理由で選んだ。映画館で、劇中にこの曲を聴いたとき、鳥肌が立って心が踊るような気持ちになった記憶が。

送賓はこの二曲にしたけれど、Gleeのラストの曲を一曲目に持ってきても良かったなと、ちょと後悔。ドラマ自体はシーズン3くらいまでしか観ていないので本当のラストの曲かはわかりかねるのだけれど、YouTubeでたどりついた曲 ↓

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披露宴は「歌詞に引っ張られてしまうから」というオットのほぼ唯一のこだわりで余興以外をすべて洋楽にしたけれど、挙式はオルガンやハープなどでの生演奏だったのですべて邦楽を選曲した。

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新郎入場　星野源 - 肌

新婦入場　Superfly - 愛をこめて花束を

誓いの言葉　JUJU - やさしさで溢れるように

リングガール入場　絢香 - にじいろ

ヴェールアップ　秦 基博 - 鱗

退場　いきものがかり - 笑顔

もし誰かの結婚式や二次会で余興をするなら、次はこの曲が良いねと、オットと勝手に妄想している。
（Goose house Ver. みたく、みんなで歌うと楽しそう ↓）

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結婚式をやって良かったことの一つは、音楽をまた聴くようになったことだ。4年前にシェアハウスで暮らし始めてから、好きなように歌えないことがストレスで、音楽をあまり聴かなくなってしまっていた。
でも今回セットリストを考える上で、昔よく聴いていた曲、好きだった曲、いろんな曲をたくさん聴いた。好きな曲も増えた。これまでの人生のあらゆる場面で生きがいとなっていた音楽が自分の日常に戻ってきたことは、とても良かったなと思う。

大好きな曲ばかりを選んで、聴くだけで涙が出てしまうのではないかと心配していたけれど、当日は音楽が耳に入ってこないほど緊張していた。もっと楽しむ余裕があれば良かったなと、それだけは少し残念だ。

きっとどの曲を聴いても、結婚式の日を思い出す。音楽に紐付く思い出が増えて、嬉しいなと思う。