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2022.2.22 視聴者日記

※録画やTVerなどのマイペース視聴日誌なので、放送日と視聴日はズレズレです。個人の感想なのでネタバレ含みます。


恋せぬふたり 第五話(NHK)
オリンピック明けでやっと観れた続編。咲子と高橋さんの関係が元カレ・カズくんの介入でどうなっていくのか気になるところ。。

今回の私的なヤマ場は千鶴との再会シーン。千鶴の「会いに来てくれて嬉しいけど、死ぬほど辛い。」という言葉に今までの彼女の苦しみの全てが溢れ出していて、咲子同様、見ているこちらも言葉を失ってしまった。
自分に正直になることが、時に他人を傷つけることも。恋せぬということが他者に与える影響。これまでは周囲に理解されないことに苦しんで、傷つくことが多かった咲子が対峙した新たな壁の描写が素晴らしかった。

高橋さんとカズくんのお昼ごはん。
フェアでいたいからといなくなったら寂しいという気持ちを咲子に伝えたほうがいいというカズくん。気持ちをどこまで伝えるかって、恋愛感情ありなしでも変わるのかもと考えてしまった。今回の小田原旅を通じて、私の中のカズくんに対する苦手意識が薄まった。誰も色んな面を持っているのだから、決めつけは良くない。(勝手にムカついてごめんなさい。。一番人のことを一面的に見ていたのは私だった。)

咲子とカズくんはきちんとお別れを選べてよかったと思う。
カズくんの知ろうとする努力も咲子の伝えようとする努力も素敵だった。

最後のカニ食卓シーン。
かつで大事にしていた人たちとの別れを二つも同時に喰らって、傷つく咲子を想定しつつ、寄り添い過ぎない距離感からのカニ料理チョイス。高橋さんの気遣いに泣けた。言葉を交わさなくても、間が持つ食卓と元気を出してほしい(出るといいなーくらいかな?)という気持ちのこもったご馳走感がとても好きなシーンだった。

人を好きな気持ちって性別で変わるのかな?
まだ、私にもよく分からない。友人にも家族にも男子が好きな男子や女子が好きな女子はいたので、そこまで遠い国の話ではないのだけれど・・・
このドラマを見つつ、もう少し考えてみたい。

咲子にとって、小田原旅が千鶴やカズくんとの再構築への門出ということになるといいなぁ。



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