オンラインコミュニティという救い

コロナで完全リモートになってから、私の右耳には常に耳鳴りが付きまとっている。それほどまでに私は、人と日常話すこと、に重きを置く人間である。

そんな私が、会社員を辞める時に一番懸念していたのは、稼げるか、ということ以上に、仲間のいない状態に自分が耐えられるか、ということだった。

業務委託、という形で働く中でもちろん、クライアント先の企業さんとはある意味「仲間意識」を持って働く側面はあるが、それはそれ、これはこれ、という気もする。

そんな自分を救ったのは、ママ友オンラインコミュニティとオンラインの読書部コミュニティだった。

ママ友オンラインコミュニティは、様々な人の話を聞けるのと同時に、自分の知的好奇心をはるかに上回る好奇心と行動力、頭脳で、イベントを企画する人達から刺激を受けている。

先日は、人的資本経営についての読書会が22時から開催され、24時まで知的好奇心をベースにした和気あいあいとした時間に、刺激を受けながら癒された。

オンライン読書部コミュニティでは、普段、自分では手に取らないような本が課題本として提示され、それぞれのコメントを見るに、属性も住んでる場所も働き方も様々な人たちのそれぞれの視点や背景が垣間見えるような感想文に面白さと自分の世界が少し広がって、豊かになるような感覚をもらっている。

現在、人気の朝ドラ「虎に翼」では、それぞれ個々人で奮闘しつつ、お互いの存在が支えになったり、刺激になったり、踏ん張る土台になる同期のコミュニティの良さが描かれているが、その仕事では個人で踏ん張る人もそういうコミュニティがあるからこそ踏ん張れる、という側面は多分にあると思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?