好きな自分へ、好きな人たちへ。
はたちを迎えた。
たった1日、
日付が変わったところで実感も何も変わらなかったわけだけど、
成人式も出なかったわけだけど、
私は無事に大人になったのだろうか。
しかし20年と少し生きてきて、
自分のことは理解できるようになった、
この年になって、
嫌なものから距離を取れるようになった、
かと思えば、なんとなく周りに合わせることもできるようになった。
どっちにしても、自分のため。
嫌な自分を見せないように、
無理せず、かつ自分も不機嫌にならないように。
そんな人との関わり方ができるようになった。
綺麗な部分しか見えない、誰に対しても平等で、いつもかわいい。
自分のことを良く見せるのが上手な ”あの子”
のようにはきっとなれないけれど、
自分を守るために嫌なものを遠ざけてしまう自分も悪くない、
むしろ ”いい子” を演じていた過去の自分よりもずっと好きでいられる、
そう思えるようになった自分は、
大人として自分と付き合えているのかもしれない。
完璧な人よりも、人間らしい感情が見える貴女の方が、
人間として面白いと思える、
そう言って私のことを大笑いしてくれた人がいました。
私の周りがそんな人たちばかりになればいいな。
2割の人は、どんな自分であっても自分のことを好きでいてくれる、という言葉を見かけました。6割は自分の行動次第で、残りの2割には嫌われる。
私はその好いてくれる2割の中の、より多くの人に出会う努力をしなければならないと思うの。
そのためにも私は自分の感情を言葉にするし、
その分、嫌なものにはちゃんと距離を置けるようにするの。
これが、大人な私のこの世界での生き方。
バイト先で信じられないほどマナーの悪いお客さんを見てつまらない大人、
と線引きしてしまった時点でまだ私は子どもなのかもしれないし、
コンビニでお昼ご飯のおにぎりひとつ選べない私は、そんなことにさえも責任の持てない私は、まだ子どもでいられるのかもしれないけれど。
ありがとうございます。貴方になにか届いたのなら、それで幸せです。