日座中殺の話

【日座中殺】

甲戌と乙亥は日座中殺といわれる干支です。干支は10個の天干と12個の地支から成り立ちますが、順番に組み合わせていくと2個の地支が残ります。

天干がない状態では干支とはなりませんので、その残った地支は10個の天干のうち、一番目と二番目の甲と乙と組合わさります。

天干と組み合わされることのない残った地支=天干が欠けている状態を天中殺といい、特にこの甲戌と乙亥は『日座中殺』といいます。

天中殺は通常のことを行ってもまったくうまくいきません。 もちろん新しいことをやってもうまくいかないどころか、それが致命傷となり、今まで築いてきたことさえも失うことがあります。

日座中殺を持つ人は天中殺で起こる現象が純粋に起こります。特に平均的で平凡な暮らしは良くありません。親と早くに離れる、生活が安定しない、幼いころから何かしらの苦労を背負うなど、一見不幸と見える状況のほうが天中殺現象が抑えられます。


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