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10分で作る“心”回復ごはん。豚バラ肉の香味サラダ
この頃つくづく、心も食べることで作られているのだなと思う。
それは食べ物から栄養を摂ることで、心に効くなんとかホルモンが作られているとかいう理屈っぽい話であり、食べなきゃ無気力になったり、イライラしたりしやすいという単純な話でもある。
ジメジメとした日が続いて、すでに夏バテ気味である。食欲が湧いてこない。困った。
ムシャクシャして、手っ取り早くジャンキーなものを口に入れたくなる。食べているようで、なにひとつ栄養は摂れていないから、いよいよ心が空っぽになっていく。
心も食べもので作られるのだ、とひらめいて以来、元気がなくなった時こそ、カラフルなものを自分に食べさせてあげたいと考えるようになった。
とはいえすでに元気はないから、ささっと簡単に作れるものがいい。食欲がないから、さっぱりとした味。でもお肉でがっつりスタミナもつけたい。
そして、この頃お世話になっている料理がこちらである。豚バラ肉の香味サラダと名付けてみた。
バリバリとちぎったサニーレタスを器に盛る。ベッドのようにふわふわとしたサニーレタスの上に、少しカリッとなるくらい焼いた薄切りの豚バラ肉をのっける。薄切りだから、火の通りはあっという間。
ボウルに角切りにしたトマトと、味ぽんを入れて混ぜる。そこに大葉をちぎって加え、ごまも入れる。これを豚バラの上にかけて完成。
なんでも甘めが好きな私にしてみると、たれに味ぽんだけ、というのは究極のズボラである。砂糖だ、みりんだと手を加えたくなるのだけど、それをはじめるとキリがない。とにかく心と体に栄養がいきそうなものを、ささっと作って食べてしまいたいのだ。
実際、食べてみるとこれで十分。トマトかな、豚肉のあぶらかな、どこからか自然の甘味を感じられる。
トマトの赤と、大葉の緑、豚バラの明るいベージュ。できた料理を見ているだけで、少し元気が出てくる。食べ終わると、もっと回復している。
改めて、豚バラ肉の香味サラダ。この夏、お世話になります。
【1人分の材料メモ】
・豚バラ薄切り肉 およそ100g
・トマト 1/2個
・大葉 3~4枚
・ごま 適量
・サニーレタス 適量
・味ぽん 大さじ1~2
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