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更年期男と月に行く女

嘘のような本当の話なんですけど、猫ちゃん向けのスキンケア製品が発売されるらしい。猫ちゃんって、人間より皮膚が薄くってデリケートなんですって。ローションも乳液も1本3,000円超え。もちろん毎日使用ですよ。ううう…私が使っているやつよりも高い!

今日の朝刊でうっそ、へえー! と思った情報である。最近、新聞をとりはじめた。それがアラサーの言うことかと思うが、想像以上にどのページも読めるし、体感として朝スマホをいじることが極端に減った。

事の発端は、今月旅行した際、ホテルで気まぐれに新聞を開いたことだった。その地域で出しているローカル紙。内容は正直あまり覚えていないんだけど(ひどい二日酔いで…)、紙面の写真がほとんどフルカラーだったことが印象的だった。小窓サイズに宇宙だか星空だかオーロラだかの絶景が閉じ込められていて、こんなのが毎日届いたら素敵だなあと思ったのだ。

新聞をとる! と決めてから、図書館で有名なものを比べ読み。自分の直感でぱっと決めればよかったのだけど、ネットで調べ出すとやれあそこは評判が悪いだの、ここは読んでいて楽しいコラム系が少ないなど、新聞初心者には決め手がなかなか見つからない。

結局、同棲彼氏が電子版でとっていた日経新聞を紙面でも購読し、お金は折半するという経済的にありがたい道を選んだ。名前からして小難しそう…と思っていたが、猫ちゃんのスキンケア記事を出すあたり好感がもてる。

男性の更年期が増えている、と知ったのは昨日のはなしだ。症状がコロナの後遺症や鬱にも似ていて、自分では分かりにくく、全体の認知度も低い。女性ほど支援体制が整っていないのも実情だ。

一方で、NASAが約50年ぶりに月にいく「アルテミス計画」は、ロマンティックだと思った。まだまだ実現するのは先の話だが、初めて月に女性が降り立つ計画があるそうだ。

男女問わず、本当に優秀な人が行けばいいんじゃないのと穿った見方をする反面で、やっぱり女性が月に行くというのは少女時代に夢中になったアニメや物語を思い出して、甘酸っぱい気持ちになる。

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