#03 略語が多い医療業界〜HPってなに?〜
こんにちは。
薬についてちょっと詳しい人(薬剤師)です。
日々の業務で感じたこと、気づき、疑問を綴っています。
仕事中、カルテを見ていて、よく思う。
まぁ略語が多い!!
よく使われている、見慣れているものならいいのですが、
「え。なんだこれ…知らない…」
なんて慌てて調べることがちょくちょくあります。
今日見かけたのは”HP”。
ん。ヒットポイント?
そんなわけないよなぁ…。
調べてみるとHPとは、”過敏性肺炎”のことでした。
(Hypersensitivity Pneumonitis)
一般的に肺炎というと、細菌やウイルスに感染して、肺の中で炎症を起こす疾患です。
それに対し過敏性肺炎は、カビなどを反復して吸うことで、少しずつ刺激が蓄積され、アレルギー反応として咳や発熱などの症状がでます。
カビの生えた畳や、汚い加湿器、羽毛などの環境によって引き起こされることが多いので、そういったものを避けて、環境が変わると自然に軽快することが多いようです。
なるほど。
だから肺炎といっても抗菌薬を使わないのか。
いやー肺炎っていろいろあるなぁ。
今回は、業務中に学んだことをお送りしました♪
みなさんは加湿器にカビが生えないよう清潔に保ってくださいね!
こんな感じでまだまだ知らないことがたくさんありますが、わからないことは全力で調べてお答えしますので、いつでもご相談ください。
みなさんのヘルスリテラシーが少しでも向上するお手伝いができますように♪
参考: 病気がみえるvol.4 呼吸器
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