見出し画像

#27 痛みって何だろう

こんにちは。

薬についてちょっと詳しい人(薬剤師)です。

日々の業務で感じたこと、気づき、疑問を綴っています。

おそらく、一番身近な薬である痛み止め。

頭が痛かったり、腰が痛かったり、生理痛など痛み止めを使用する場面はそれなりにあると思います。

今回のテーマは「痛み止め」について。

でも、その前に痛みってなんだろう?

痛み(疼痛ともいいます)とは、体に損傷が起こったこと、あるいは起こった可能性があることを知らせる不快な感覚のことです。 ーMSDマニュアル家庭版ー

不快な感覚…。あいまい。

そう、痛みと一言で言っても、
針が刺さっているような痛み、ずーんとする鈍い痛み、はたまたドクドクするような痛みやピリピリした痛み、また言葉では言い表せられないような痛みなど幅広い痛みがありますよね。

それに、切り傷だとしても、浅い切り傷ならば全然痛みは感じなくて、深いものだとめちゃくちゃ痛い。

痛みっていろいろだなぁ!!

痛みを感じる時は、人の末梢に張り巡らされているアンテナが、身体に異変が起きた(傷ついたなど)という情報を感知し、痛みを伝える神経を伝って脳へ伝達されると、”痛み”として認識されます。

また、ピリピリするような痛みの場合は痛みの出どころが異なっていて、痛みを伝える神経が何らかの障害を受けていることが多いです。
そして慢性化することが多い。

なので、痛みによって使う痛み止めは異なってきますよ。

さて今日は、「痛み止め」導入編でした。

疑問や質問などお気軽にご相談ください ^ ^*

わからないことは全力で調べてお答えします。

みなさんのヘルスリテラシーが少しでも向上するお手伝いができますように。

参考:薬がみえるvol.3
   疼痛.jp
   MSDマニュアル家庭版

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?