マガジンのカバー画像

#読書の秋2021 課題図書感想文

31
秋に行われたnoteの#読書の秋2021で課題図書を読んで、感想をまとめたものです。ぜひご覧ください📚
運営しているクリエイター

#小説

恋愛って人それぞれ【隣人の愛を知れ/尾形真理子】

「人生でいちばん好きな人となら、幸せになれますか?」これは帯にあった一文。なんて難しい問…

22

違うことが普通であることに気づく【ガラスの海を渡る船/寺地はるな】

私が担任した中で強烈に印象に残っているのは、当時小学3年生だったある男の子。彼を担任した…

4

ミステリーなのも短編集なのも、いい。【神様の罠】

「読み逃し厳禁!」 「二度読み必至」 帯に書かれているこれらのコピーを見て、うおおお………

8

わからないまま読み進めてみるのも、いいんじゃない?【「短くて恐ろしいフィルの時代…

3ページの途中まで読んで、こう思った。 「うわああ、この本、読み切れないかも……」 ある…

4

読んでいくうちに表紙の印象がガラッと変わる④【三浦しをん「ののはな通信」】

いよいよ「ののはな通信」最終章。 各章について感想を書いてきました。こちらもよろしければ…

1

読んでいくうちに表紙の印象がガラッと変わる②【三浦しをん「ののはな通信」】

昨日に引き続いて一章分だけ読み進めたので、二章を読んだ感想です。 一章の終わり、高校2年…

8

読んでいくうちに表紙の印象がガラッと変わる【三浦しをん「ののはな通信」】

「ののはな通信」という題名も表紙のデザインも柔らかくてかわいらしい。 「久しぶりに優しめの物語を読むなあ」と少々浮かれ気味だった私。 読んでいくと本を手に取った時のイメージとは真反対のストーリーだった。 作者の三浦しをんさんといえば私の中では圧倒的に「まほろ駅前多田便利軒」なのだ。 (角川さん、他社さんの作品ですみません……) まほろシリーズが大好きで本もドラマも映画も全て見た。 映画に至っては仕事を早上がりしてまで見にいくほど、まほろシリーズにどハマりしていた時