【閲覧注意】きくおさんを紹介します
こんにちは西園寺えるです。
おそらく私の記事の中でもっとも閲覧注意な記事を書きます。
精神に影響を受けたくない方は、曲を聴かないでください。
なんでそんな人紹介する記事書くのかって?
惹かれてしょうがないからです。
大好きなのです。
ボカロP、クリエイターのきくおさん。
でも全然布教できなかったのです。
精神的に影響が大きすぎるから。
かつ、わからない人にはわからなさそうだから。
ここなら伝わるかなと思いました。
私の文章だけなら大丈夫なように紹介します。
あわよくばきくおさんを好きな人に出会えるかな、新しく魅力に気付いてくれる人もいるかな、とも思っています。
ただ、伝わるということは、その人の心に多大な影響を及ぼすということなので、なんというか、その。
責任が持てない。
とりあえず、動画リンクはマイルドな曲を持ってきています。
きくおさん
10年前、ボカロ界に現れた衝撃の人物。
私は当時、「週刊VOCALOIDランキング」を楽しみにしているくらいニコ動およびボカロが好きでした。
ランキング1位で初めて彼のMVを見たときの衝撃と言ったら。
すぐ曲を聴きに行ったのを覚えています。
「僕をそんな目で見ないで」。
この曲は私も大好きなのですが、ここにリンクを貼るのは適切でないと判断したので曲名だけ。
明るいワルツ曲調に意味深な歌詞、
ミクの無感情かつ美しいメロディー、
神調教。
複雑な調や音程。
多種多様な音を使ったミックス。
可愛いのに恐ろしいアニメーション。
別次元の芸術。
当時の別名「教祖」。
一曲だけ動画を貼って紹介させてください。
「そこにはまた迷宮」。
きくおさんは積極的分離を乗り越えていると思う。
この曲の裏テーマなんじゃないかとも思う。
なんか…そんな感じがする(語彙力)
※死後の世界のような表現があります。
3000個の入口、49の出口。
三千世界のこと?
49の出口は、極楽浄土へ行けるかどうか?
49日連想?4は死、9は苦?
そして曲の最後がね、たまらないですよ。
曲を通して伝えてきた絶望感、
最後もこんなに絶望的なことばを、こんなに明るく締めるんですよ。
ちゃんちゃん♪みたいな。
でも、絶望と対立する、無限の可能性と希望が、やっぱりあると思うんだあ…。
そろそろ何言ってるかわからなくなってきました。
ちなみにきくおさんの曲の中で唯一この曲だけヒトカラで歌います。
あとの曲は私のような一般人には歌えん…
10年前は純粋にサウンドを楽しんでいた
大学生の私は、この音楽センスに強く惹かれました。
曲調と、音がと~っても好きだった。
圧倒された。
けど、歌詞やMVにメッセージ性が強すぎて、知人に勧めにくくて。
明るくて、暗い。
軽やかで、重い。
不安定で、心地よい。
汚くて、綺麗。
可愛くて、恐ろしい。
たくさんの対立軸を浴びながら、私の意識は宇宙旅行する。
大学生の頃は特に、活動拠点だったサークルで明るくニコニコふわふわ、人当たりのいいペルソナを選んで付けていた私に、刺さるんですよ。
反動だろうか。
よく考えたら学部の友人には分かり合える人がいたな。(文学部)
無感情なボカロだからいい
きくおさんの芸術は、人間が歌うのでは表現できなかったのではと思います。
きくおさんが作詞作曲し、その感性を忠実に丁寧に繊細に表現するミクが歌うからこそ、彼の世界観をなるべくダイレクトに受ける体験ができるのではないかな。
ミクってなめらかに歌わせるのは難しくて、まだ当時珍しかったのです。
感性も、技術も、磨かれて独創的。
これぞ内向×直観って感じ…
私の好きな曲(曲名のみ)
ちょっと曲を貼るのはばかられるので箇条書きしておきます。
見るときは覚悟して見てね。
精神力に自信ない人は大丈夫かどうか30秒だけ聞いて。
トラウマを抉ってしまうかもしれない。
心をどっか遠くへやりたい欲がある方はぜひ見て。
語りたい、伝えたいから記事を書いてしまったが、本当に下記の曲を聴くのは自己責任でお願いします…。
僕をそんな目で見ないで
てんしょうしょうてんしょう
しかばねの踊り
物をぱらぱら壊す
あなぐらぐらし
イイコと妖狐
曲名だけで物騒ですが…
私にとっては、現実世界での自分の感情を、強制的に完全に切り離してくれる存在で、ハタチそこらの私には必要な存在だったと思う。
社会人になってからもつらいときたびたび聞いてました。
本格的に浮世離れしたいときに。
今日ひさびさに思い出して動画を見たら、コメント欄にたくさん英語が並んでいた。
彼の魅力は全人類的らしい。
最後に宇宙旅行のおともを
やっぱりもう一曲貼らせてくれ…
これはあまり内面世界に干渉してこない。
そういう意味で安全な曲。
でもやみつきになるよ。
そういう意味では安全ではない。
意識をまるっと宇宙へ連れてってくれる。
一度再生したら最低3回は聞かないと現実に帰ってこられないぞ…
ふふふ…
みなさま、よき宇宙トリップを。
それでは。
ちなみにこれを聴きながら洗濯物干してたら、また夫のパンツがボロボロで笑いました。
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