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Little Diamond 第8話

8 天敵

8‐1

2人で闘技場のそばまで行くと、周囲はずいぶんざわついていた。
人が多すぎて舞台の様子を見ることができない。

黒い魔法使いとイカツイ鎧の剣士との試合……。
遠目に見た感じでは、にらみ合いが続いていたのだが。

背の高いユウトも背伸びしている。
……と思ったら、足は地面から離れて30センチほど浮いていた。

「ゴメン、ジュリちゃん。手つないでもいい?」
「……へ?」

そう言って有無を言わさず手を取られた。

「バランスとりづらいんだよね、これ」
上のほうからユウトの声。

彼の手は大きくてなめらかで、ちょっと暖かかった。
が、今はそんなことを気にしている余裕はとてもなかった。

ユウトはまるで風船のようにふわふわしていて、ちゃんと持ってないと飛んでいってしまいそうだった。

ユウトに声をかける。
「どう……? 見える?」

「うん……見える……けど。これは……」
上の方から声が返ってくる。

「ヤバい威力の重力魔法……しかも見た感じ媒体なしだ。術者は相当な熟練者だろうな。相手はもう地面に貼り付けられて動けないっぽい」

ユウトの手に力が入っているのが分かる。少し汗ばんできた。

闘技場を取り囲んでいる観客たちも、固唾をのんで見守っているようで、この人混みの割には辺りは静まり返っていた。

そこへ。
ピィィィィィィ!!!!!

空気を裂くような、鋭い笛の音が響いた。

「そこまで!!!勝負あり!!」
審判の声。

一気に周囲がざわついた。
全く視界がないので展開が分からない。

「え……? 何、どうなったの? 勝負ついたの?見えてるんだったらちゃんと解説してよね」

「うん、勝負ついたけど……ドクターストップだ。担架がきた」
「……なんで?」

さっきまでずっと、にらみ合っていたはずだ。
一体何があったんだろう……。

ユウトが上から降りてきて、着地。

口元を抑え、険しい表情。
若干、なんだか顔色が悪い……?

「ちょっと、あんまり良い試合じゃなかったな………」

全く意味が分からない。

「ちゃんと説明してよ」
「うん……とりあえずあっちに座ろうか」

何か、生臭い。
血の匂い……?

思わず舞台の方を振り返った。

観客たちは試合が終わったので散り散りになって掃けていき、少しずつ闘技場の舞台が見えてくる……。

急にユウトが手首をつかんで引っ張った。
「行こう。こっち」

速足でどんどん歩いていく。
一体何なのよ……?

私が魔法使いと対戦した、さっきの闘技場の方まで戻ってきた。

お昼休みのため人もまばらな観客席。

座るなり、ユウトがため息をつく。
消耗したような表情をしていた。

「……なにがあったの?」

「勝負は魔法使いの勝ち。ドクターストップがかかったんだ。鎧を着た剣士のほうがさ……出血が、ひどかったからじゃないかな」

ドクターストップがかかるほどの出血?
そういえば、ユウトは血を見るのが苦手って言ってたっけ……。

「……審判ももうちょい早く止めてやればいいのに」
青い顔をして、ユウトは首を振った。

「それに、勝った魔法使いの方も、直後に倒れて動かなかった。よくわかんないけど、MP使いすぎたのかもな。辛いんだよなぁ、あれ……」

この間のダンサーとの対戦ではユウトも、MPの過剰放出で瀕死に陥ったのだ。

思い出したのか、両肩を抱えてぶるぶるッと震えた。

「あ、それから……あの魔法使いはきっと、ミュータントだろうな。遠くからだとわからなかったけど、さっき見たらかなり小さかった」

「ミュータント……?」

チラッと聞いたことがある。
確か……王都の道場で……?

……いや、一般教養の時間に習ったはずだ。
授業の内容を思い出す。

先の世界大戦に最悪の形で終止符を打った大魔法、通称「呪い」。
当時全世界に普及していた「電波」に乗って、それは広く無造作にばらまかれた。

老人は発動と同時に亡くなった。大人は数年をかけて徐々に、次々命を落とした。残された若者は、わずかな余命の使い道を考えざるを得なくなった。

さらにその「呪い」は遺伝子にダイレクトに影響を及ぼすものであったため、その後生まれてきた子供にも一定の確率で「突然変異」が発生した。

それがミュータント(突然変異種)。
研究は進められているが、対策はいまだ発見されていない。

彼らの特徴は、髪や目が遺伝では説明のつかない色をしていて、ほとんどの場合、魔法適性が強い。

それから、7~8歳を境に体は成長を止める。
しかし逆に脳は発達を続けるために、通常よりも学習能力が高い場合が多いという。

……私は実際に会ったことがないけれど。

この武術大会は成人のみ、つまり15歳以上しか参加できない。
つまり子供の姿で出場しているってことは、きっとミュータントなのだろう。

「子供にしか見えなかった。オレはミュータントには偏見はないけど……なんかアイツ、禍々しい雰囲気だったな……」
ユウトが言った。

ミュータントの黒い魔法使い(イメージ)


8-2


もうすぐ午後の試合が始まる。
私たちはAブロックの闘技場前にスタンバイしていた。

ユウトとボクサーとの試合だ。

「やっぱオレも、バリア張ることにしたわ~」
とへらへら笑うユウト。

さっきまたメモに護符を描いていた。
私がもらった護符と同じく、長持ちはしないけど何発かはしのげるらしい。

「作戦、思いついたの?」
「うん、まあね。観客席で安心して見てたらいいよ、オレの雄姿をね」

……もはや定番だが、こんな風にカッコつけて強がる時は嫌な予感しかしない。

試合だから手を貸してあげることができないのは、ちょっぴり歯がゆかった。

ユウトと控えテント前で別れて観客席へ行くと、結構込み合っている。
さすがに予選といえども準決勝だ。

一番端っこの高い位置に陣取る。ここなら武舞台全体が見渡せる。

両選手が呼ばれ、舞台にあがってきた。

ん……んんん?

かなり大柄な……ゴリラ?

身長2メートルはありそうな筋肉質の体躯。
見るからにムキムキの、ゴリラみたいなヤツが出てきた。

私も試合中はけっこう薄着だけれど、この真冬だというのにタンクトップ一枚はどうかと思う。
その鍛え上げた身体を見せつけているのだろうか。

ボクサーと言ってもスピードよりもパワー型、といった雰囲気だった。

8‐3 ユウト視点

さぁて。
今度こそ、ジュリちゃんにカッコいいとこ見せないとな!

舞台に上がると、相手はじろりと睨んできた。
鼻息も無駄に荒々しい。

気合入ってるなぁぁ……そんなに睨まなくってもいいじゃんよ。

思わず苦笑する。

相手はかなりのデカブツだった。
近くに寄ると恐怖を感じる。

リーチの長さを無意識が勝手に測って、警告を出しているかのようだ。
相手の射程内だぞ、と。

お互いに向き合うと、審判が腕を上げた。

試合開始の掛け声。
「用意、始め!」

まずは後ろに下がり、間合いを取る。

こちらの方が圧倒的にリーチは長い。
相手の間合いの外から攻撃するのが当たり前だし、合理的だろう。

しかし、相手がそれを許すはずもない。
踏み込んで打ってくる。

風魔法を駆使しながら避ける。

大丈夫だ。
さっき護符を描いたから、物理防御は万全……。

「!!」
突然、視界がブレた――。

目が回って意識が遠のきそうになったが、えぐられるような脇腹の痛みで目が覚める。

「……ッ……ぅぐ……!!!」
一瞬、何が起きたのか分からなかった。

殴られた衝撃と、吹っ飛んで地面に叩きつけられた二重の衝撃だった。

「う……ぅ」
息が、できない……!!

腹にまともに食らってしまったようだ。

とにかく、呼吸!
「……く……ぁ……かはッ……」

呼吸を整えなければ魔法が使えない。
だが痛みに耐えるために硬直した体は、動いてくれない。

思わず変な声で泣き声を上げてしまいそうなほど痛かった。
視界がかすむ。

その時なぜか、過去の記憶がフラッシュバックした。

そういえば、昔にもこういう場面あったっけ……。

初等部の頃か……。
魔法学校ではほかの勉強よりも魔法教育が重視されているが、適性は遺伝によるものだから、成績の差が出るのは仕方ないことだった。

だけど、分かっていても納得できない奴はいる。

「お前ヒョロくて弱っちいクセに、先生にヘコヘコして気に入られてんじゃねーよ」

「魔法使わねーと何にもできねーのかよ。ダッセーな!」

そんな理由でよくいじめられたものだ。

中等部の頃には
「ボクシングで勝負しようぜ、魔法禁止でな」
とか言われて。

もちろん拒否権はなく、一方的にボコボコにされたことがあった。

今まさに、同じような状況だ……と思った。
もちろん攻撃力はあの時に比べたらケタ違いだが。

「……!」
離れていた意識が戻ってきた。
幸い、呼吸も戻っていた。

相手はぎろり、とこっちをにらむ。
余裕と威圧感をアピールしながら、ゆっくりと近づいてくる。

倒れて動けない獲物を狩るのに急ぐ必要はないってか……。相手の油断はありがたい。

こっちも落ち着こう。
少し、痛みに慣れてきた……と思うことにする。

地面に這いつくばったまま、浅い呼吸で何とか集中する。

とりあえず相手との間に、ラインを引くように炎を配置した。
大したことはないけど多少の威嚇にはなるはずだ。

深呼吸……するとやっぱ脇腹が痛い。
最初の呼吸で意識を自分の身体に向け、集中。

……どこをやられた……?
あぁ……最悪だ、あばら折れてる……。

無理やり深呼吸して、骨折とその周辺の損傷を素早く治癒する。

しかしあくまで応急処置。MPを無駄にはできない。
まだ立ち上がれないふりをしながら、次の手を考える。

クッソ……。
なぜ物理バリアが効かなかった……?

描いた護符を思い出す。
いや……別におかしなところはないはずだ。

見れば相手の男は、足元に横たわる炎の川をものともせず、余裕で踏みつけて渡ってきている。
「こんなこけおどしなど……フン!!!」

男が腕を振ると、ボワッと炎があおられ、消えた。

え?
まさか……?

これって、もしかしたらもしかして……。

ユウトは試しに、念動力で相手を持ち上げてみる。
……動かない。

うわ……やっぱりこれは!

重くて動かないわけではない。
相手の「魔法耐性」が異常に高すぎるのだ。

「魔法力を無視する体質」とでもいうのか。
程度の大小はあるが、そんな奴がたまにいる。

ジュリアに渡した護符のように「反対の力で中和する」わけではない。
MP自体をを打ち消す、とでもいうのか。

とにかく魔法のエネルギーそのものが、初めからなかったことになる。

……魔法使いにとっては最悪の相手だ。

そんなことを考えているうちに、大男はさらに近づいてくる。

「ヤッベ……」

氷魔法で足元を凍り付かせてみる。
だが全く意味がなく、靴の上にわずかに霜が降りただけだった。

くぅぅ……水系、得意なんだけどなー。
……自信なくすぅぅ。

間違いない。
コイツは魔法が効かないタイプだ。

ヤバいが、仕方ない。

脇腹の痛みは我慢して、立ち上がって走る。
もう逃げるしかない。

……なぜか毎回こればっかりだ。

とにかく作戦を考えよう。
うまいこと場外に落とせないか?

またジュリちゃんに「攻撃しなさいよ!」なんて言われるかもしれないけど、魔法が効かないんだから仕方ないよね。

だからといって物理攻撃だって、もちろん効く気はしない……。

相手の筋骨隆々とした体躯を見る。
決してムキムキの筋肉が羨ましいわけではない。

「グゥオオォォォ!!!!」
目を血走らせながら、バケモノみたいな雄叫びを上げて追いかけてくる。

だめだ、追いつかれる――!

一瞬だけ魔法で体を軽くし、大きくジャンプ。
大男の頭の上を飛び越えて逃れる。

この反重力魔法は自分に使う場合、空中で姿勢を安定させるのが難しい。
だから何かにつかまっている必要がある。

通常はジャンプする瞬間くらいにしか使えないのだ。

相手はパンチが空を切ったせいで、バランスを崩して一瞬よろけた。

あ……!これ!これを利用すれば……!
突如、オレにアイデアの神が降臨した。

風魔法で補助し、フワリと着地した。

反重力魔法で空を飛ぶことは難しい。
でも自分以外の「モノ」であれば、地表からの垂直距離を指定してピン止めできる。つまり、同じ高さに浮かせておく、という使い方ができる。

意図的に、少し舞台の端の方に寄る。

ヤツは渾身の攻撃が失敗したのがよほど悔しかったのか、振り返ってこちらを睨みつけている。

本来なら震え上がりそうなシーン。
しかしオレは努めて余裕な笑みを浮かべて、声を張り上げ高らかに宣言した。

「さぁて!お遊びはここまでだ。そろそろオレも本気でいくぜ!」

そして着ていたローブを派手に脱ぎ捨てた。
……舞台の端に、かかるように。

にわかに、観客席から歓声があがる。

それらしいファイティングポーズをとって見せる。
思いっきりカッコよくパンチを繰り出し、挑発。

「ほう……。やっと戦う気になったか。だがそんなへなちょこパンチで何ができるんだ?」

ゴリラのように鼻息を荒くし、男はさらに詰め寄ってきた。
だがここでビビっては台無しだ。

「はッ、へなちょこはお前の方だろ。さっきのパンチだって全然効いてないぜ!ほーら!」

ぴょんぴょん跳ねて見せる。
実はさっき殴られたところがめっちゃ痛いけど、顔には出さない。

さらに追い打ちをかける。
「そんなやわらかパンチで、お前ホントにボクサーなの?」

相手は真っ赤になって憤慨し、頭から湯気が出そうだ。
よし、これでいい。

だが油断はできない。
すでにもう十分、相手の射程の中だ。
拳を握り締めて体の震えを鎮める。

……まともに食らったら今度こそ終わりだ。
絶対に次は避けなければ。

大丈夫……観察力にはそこそこ自信がある。
それにヤツは予備動作が大きいから、タイミングは読めるはず。

感覚を研ぎ澄ませた。
集中すると、周囲の時間の流れが少しだけ遅くなる。

相手が踏み込み、わずかに腰を落とす。
来る――。

身を引くと同時にフロートの魔法を発動。
――足元の床に脱ぎ捨てた、ローブに。

1発目の右パンチを避ける。
すると、すぐに左からも真っ直ぐに突き出される。

コンボというやつだな。
だがスピードはそれほどない。しっかり見ていれば軌道を予測できる。

風魔法で補助しながら慎重に避けていく。

しかし背後は舞台の端。
もうすでに下がる場所はない……。

相手が左足を大きく踏み出した。
アゴの横に構えた右拳には、力が集まっている。

―――よし来た……!

ユウトは大きめに後ろへ一歩下がった。
……「ローブの上」へ。

攻撃は上から来た。叩き潰そうというのか。
「フンンッッ!!!」
大きな拳が、上からハンマーのように振り下ろされた――!

その瞬間。
オレはガードの姿勢を保ったまま「自分の乗ったローブ」を後ろへ、水平移動させた。

スゥゥ……、と。

大男の大振りな一撃はそのまま空を切り。
体勢を整えてもう一撃を、と右足を踏み出したが……。

――残念ながら、もうそこに舞台はなかった。

大男は舞台から足を踏み外し、場外へと落ちた。

「勝負あり!!」
審判の声に、観客席が一気に湧いた。

「あぁ……何とか、うまくいったな……」
ようやくホッと胸をなでおろし、ローブに乗ったまま舞台へと戻った。

ばあちゃんの形見のローブに、助けられたな。

汚れてしまったローブを、パッパッとはたいてから羽織る。
「ゴメンな、ばあちゃん……踏んづけちゃって」

その時突然、獣の咆哮のような叫び声が聞こえた。
「ぐぉぉぉ……!!!きっさまぁ……ハメやがったな!!!」

場外に落ちたボクサーがゆらりと立ち上がり、怒り狂った鬼のような形相でこちらへ向かって突進してくる……!

「――!!」
オレは不意を突かれ、完全に気が抜けていた。

ヤバい……殴られる……ッ!

……と思ったその時。
ふわ、と不自然に空気が揺れた。

「やめておけ。すでに勝負はついている。お前の負けだ」

低く、抑揚の乏しい声。
急に浮かび上がったかのように、その声の主はいつの間にかそこにいた。

長い黒髪をひとつ縛りにした、マスクをつけた大男。
暴走したボクサーと同じくらいの身長はある。

ただしこっちは逞しくありながらも均整の取れた、すらりとした体格の長身だった。

そして……スタッフジャンパーに係員の帽子をかぶっている。

突進する相手を棒立ちのまま軽々と受け止め、丸太ような手首をやすやすとひねり上げている……。

只者ではない。

けれどその気配は穏やかで、無駄な存在感を発していなかった。

「何だァ貴様はー!!クソッ!離せッ!!グオォォォ!」
この期に及んでまだ暴れようとするボクサーを見かねたように、長身の男はわずかにため息をついた。

そして。
首の後ろに一発、鋭く手刀を叩き込んだ。

「う……ッ」

手刀一撃であっけなく意識を失い、ボクサーは地面にドサリと倒れた。
あれだけ強靭で恐ろしかった相手なのに。

マスクの男は近くのスタッフに声をかける。
「すまないが、担架を頼む」

彼は顔を動かさず、目だけをこちらに向けた。

「……!」
急に目が合ってしまって、呆気に取られて事態を眺めていたオレは焦った。

何も言わず、ほんの1~2秒。
感情の見えない、眼だった。

そこへ、ジュリちゃんが駆け寄ってきた。
「ユウト!大丈夫だった?しつっこいなぁアイツ!私がブッ飛ばしてやろうと思って急いで降りてきたのに……」

言いながら彼女は振り返り、自分の獲物を横取りしたマスクの男に不満そうな視線を投げた。

……が。

もうすでに、そこには誰もいなくなっていた。
あの長身、スタッフジャンパーにマスク。

目立つはずなんだけどな……。
けれど周りを見回しても、それらしき人影を見つけることはできなかった。

◆◆第8話 「天敵」終わり

あとがき


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さて今回は試合の様子はユウト視点で書いてみました。
やっぱ観戦するよりも実際戦った方が面白いですから。

テーマは、重力魔法でした。

重力魔法を使う「ミュータント」の魔法使い。
ユウトの反重力魔法を駆使しての戦い。

「ミュータント(突然変異種)」。
全ては大魔法「呪い」に端を発したアレコレが世界観の軸になってます。

モンスターの出現もその影響だったり。
いずれ、その当時の話も書きたいなっと思ってます。

さらに、ラストに出てきた謎のマスクの会場スタッフ。
彼もまた気になりますね。
これからまた出てくる予定。

次回は武術大会決勝になりますが、サイドストーリー挟もうかまだ悩み中です。

次回もお楽しみに!

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