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不機嫌よ、さようなら。

はじめに

昨日の記事では、表情筋エクササイズによって、私の人生がどのように変わったのか、その一例について書きました。

今日は、その中から「家族のコミュニケーション」がどのように変わっていったのか。もう少し詳しく、お届けしたいと思います。

不機嫌屋敷が出来上がるまで

娘が1歳を過ぎた頃でしょうか?
夫が仕事→趣味→仕事→趣味ばかりで、家にあまりいない時期がありました。
「もう少し家のこと、娘の相手もして欲しい」と伝えたところ、
「家に居づらい。家に居ることを歓迎されていない気がする」
思いも寄らない返答でした。
今から思えば、イライラ、不機嫌顔が通常モードでした。
口論になることも多く、大喧嘩の後に娘が熱を出したこともありました。

ちょうどその頃、夫の転勤で、中国に住んでいました。
娘の出産を挟んで、合計4年ほどの滞在。

娘の出産前は中国語を習ったり、美味しい物を食べ歩いたり、太極拳習ったり。
日本での出産後、1歳を前に中国に戻りましたが、近所に同じ歳のお子さんを持つ家族が多く、一緒に遊んだり、共におしゃべりを楽しんだり、かえって、日本に帰国する時に不安を覚えるほど恵まれた人間関係でした。

で、なぜ不機嫌が通常モードだったのか。

娘を日本で出産しましたので、7ヶ月までは日本で母子で過ごし(実家に身を寄せておりました。)その後、親子3人での生活が始まりました。

私個人の気持ちとしては、慣れてはいるものの、異国の地にまだドロドロの離乳食を食べ始めたばかりの赤ちゃんを連れて行くことに、不安を覚えていたのかもしれません。

一方、今から振り返れば、夫としてはある日を境に家族3人の生活が始まり、生活のペースが乱れたり、プレッシャーを感じたりしていたのかもしれません。

いづれにせよ、それぞれが不安やプレッシャーを感じていたものの、
それを言葉で共有したり、相談することなく、不機嫌という表現を選択してしまった。そして、それが当たり前になってしまった。気がつくと、不機嫌から脱出する術がわからなくなっていた。

こうして、夫があまり帰って来たくない不機嫌屋敷が出来上がります。(怖い…)

不機嫌屋敷の住人達は、当たり障りのない会話。そして、たまに大喧嘩。
大喧嘩の後に、娘が熱を出したこともありました。

「風邪かな。いや違う。これ、喧嘩が原因だ。」

保育園の先生をなさっていた方が、ちょっとした女性同士のおしゃべりの中で、
夫婦仲が悪いと子供が病気になるよ
とおっしゃっていたのを思い出したのです。

その後、1年ほどで日本へ帰国となります。

帰国する、ということは、引越しをする、ということ。
その準備は、帰国日前日の夜中まで続きました。

もちろん海外への引越しの荷出しなどは計画的に前もって行われますので、ある程度ゆとりを持って準備は進めるのですが、そのほとんどを私が行ったこと、帰国前日まで、夫が趣味で出かけて不在にしていたこと、が重なり、
私が、中国での思い出写真が詰まったスマートフォンをぶん投げて破壊する
という荒技を以って、中国生活に終止符を打ちました。

表情筋エクササイズを学んだ今

4年前は不機嫌が当たり前でした。
今では、家族3人で食卓を囲み、遊びに出かけ、おしゃべりをし、絆や愛が深まっていることを幸せに感じています。
さらに、家で安心して過ごせると、一人ひとりが、それぞれの持ち場で力を発揮できるようになります。

昨日の記事に書いた通り、今では家族で過ごす時間が格段に増えました。
それは、夫が自分の仕事や趣味を大切にしながらも、最大限家族との時間を作ろうと努力してくれている結果だと思います。

私も夫がどれだけ仕事に愛と力を注ぎ、趣味を楽しんでいるか。そしてそのバランスをもって、心身健康でいられることを理解していますし、家族との時間を大切にしようとしていることが伝わってくるので、全くストレスを感じていません。

私自身も、これまで以上に家族へ愛と力を注げるようになりました。別の言い方をすると、愛情を素直に表現できるようになりました。

もちろん、問題が起きたり、喧嘩したり、誰かの機嫌が悪くなったりすることはあります。けれど、不機嫌屋敷にならない。そこが大きなポイントなのかな、と感じています。

家族みんなにとって、早く帰りたくなる家
家族みんなが、安心して出かけられる家
その為に、表情筋エクササイズができること

表情筋エクササイズ、とは鏡で自分の顔を見ながら、表情筋と言われる、顔の筋肉を動かす運動です。

これまで使ってなかった筋肉を動かしますので、もちろん小顔効果なども狙えますが、私が最もお伝えしたいことは、表情豊かに過ごす暮らしです。

いつでも機嫌よく。誰もが望むことだと思います。
でもどうしたらいいの?その助けになるのが、表情筋エクササイズです。
気持ちが暗くても、顔を動かす。顔を動かすと心が明るくなります。
顔の筋肉が動くようになると、表情が豊かになる。すると、感情も豊かになります。
表情筋エクササイズを始めたばかりの多くの方は、こうおっしゃいます。
自分の顔なのに、こんなに動かせないなんて!

表情筋エクササイズを行うことで、多くの方にこんなことが起こっています

・鏡を見るということ
誰もが毎日数回、鏡を見ることと思います。けれど、果たして本当に観ているのでしょうか?エクササイズの過程で、しっかりと自身の顔と向き合います。
それは、客観的に自分を観ることと繋がります。顔や表情を通して、自分を、自分の心を客観的に観察できるようになります。

・顔が動くということ
私が様々なレッスン、講座でお伝えしていることは心よりも所作が先ということ。言い換えると、身体の動きが心に影響を与えるというということです。
割り箸を横に咥えて漫画を読むと、何もしていない時に比べて面白く感じる、という話を聞いたことがあるでしょうか?
割り箸を咥えることで、口角が上がり、結果漫画が面白く感じる、という実験結果だそうです。
私は、顔が動くようになって、気持ちの切り替えが早くなりました。

・表情で表現する
「自分の顔なのに、こんなにも動かせない!」多くの方が驚かれます。
ということは、自分の気持ちでは笑っているつもりが、もしかすると相手には伝わっていない可能性があります。それって、ものすごく残念!
表情筋を動かすことで、感情と表情が揃ってきます。

おしまいに

今日は、表情筋エクササイズと家族のコミュニケーションについて、私自身の経験をお話しました。皆さんも、似たような経験をお持ちですか?

多くの方にとって、表情筋エクササイズは、一度学ぶ価値のある運動です。
8月3日から、オンラインでの表情筋レッスンが始まります。

私が皆さんを表情豊かな日常へ導きます。

仲間と一緒に、お顔が豊かになることを喜び合いましょう!

オンラインレッスンのご案内


8月3日から「夏の表情筋オンラインレッスン 」は、8月の平日の朝6:30〜6:45の15分間の表情筋レッスンです。

Zoomを使用して行いますが、画面オフで気軽にご参加いただけます。
画面ONで、講師のアドバイスを受けることもできます。

Facebook内のプライベートグループで動画配信をしますので、万が一レッスンを欠席しても安心です!

お申し込みは、こちらからお願いいたします↓

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