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【トビタテ/群大グロチャレ】*大事なとこ無料*留学奨学金のための書類・プレゼン作り

お疲れ様です。あやたか(@ayatulip10)です。

もともとこの記事は大学独自の留学奨学金制度に向けたものだったのですが、それ以外にも自己分析の仕方や先輩の頼り方など、「他の奨学金や書類作りにも使えそうな点が多いな」と思ったので対照範囲を拡大したタイトルにしました。
以上の経緯から一般化されていない部分もありますが、読む分には問題ないと判断してそのままにしてあります。それでは、どうぞ。



今日は群馬大学独自の留学奨学金制度「グローバルチャレンジ」の二次審査について書きます。このnoteの目的は「どう計画を作るか」ではなく「考えていることをいかに合格できるようアウトプットするか」を伝えることです。

計画は一次審査を通過している時点で一定ラインに到達していると思うので、それを形にする方法について書きます。
裏目標は、ややこしい書類を書いたり緊張しながらプレゼンをするこのやや厄介な機会を通して、思考力や想像力を少しでも伸ばすことのサポートをする、です。

今回は前提条件思考編アウトプット編の3部構成で記載しています。
重視されていると思われる評価項目は本家トビタテと変わりないのでは?と思っているので、それについては過去のnoteをご覧ください。トビタテ関連のブログは検索するとたくさん出てくるので、そちらも参考にしてみてください。

また、1スライド1メッセージ等のプレゼンや資料作成のコツについては今回は言及しません。このnoteでは、このプログラムに特異的な「合格するための思考・アウトプット方法」を想像で書きます。
※私はプログラム作りに関わっている人ではないので、「1合格者としての予想と想像」でこの記事は構成されています。
※一番大事なコンテンツは無料公開です。



前提条件① そもそもなんでプレゼンさせるの?

なぜ一次の書類審査に加え、二次審査でプレゼン審査を設定していると思いますか?
見る観点が違うから、と私は考えています。書類の文字情報だけでは見えない情熱や人物を見るためではないでしょうか。

そのため、わざわざプレゼンの時間を使って「1次審査の書類をかいつまんで簡単に説明する人」になるのはもったいないです。
書類はその文字でしかアピールできませんが、プレゼンは情報量(発言内容、スライド、話し方、外見等)がずっと多いので、自分から発信される情報をうまくコントロールして「合格する自分」を演出できるチャンスです。

「ああ…偉い人たちの前でプレゼンか…まじか…」と思って萎えている方もいるのではないかと推察しますが、プレゼンはいわば選考のボーナスステージです!アピールチャンスと捉えて少し元気になってください。


前提条件② そもそもどうやってプレゼン作ればいいの?

この問いに対する答えは簡単で

(1)まずはどんなに駄作でもいいから資料作ってみる
(2)人に聞きながらPDCAを回す

の二点のみです。


(1)まずはどんなに駄作でもいいから資料作ってみる


トビタテやグローバルチャレンジは評価項目が少し特殊なので、プレゼン作成にあたって戸惑う人も多いかもしれません。

でも、そんなあなたに大声で言いたい…

うんうん唸ってなくていいから、20点でいいから、なんか作れ!!!

これに尽きます。プレゼン作成に限った話ではないのですが、真剣に考え続けても突然天からアイディアが降ってくることはありえないので、まずはどんなに完成度が低くても一旦何か作り出しましょう。

マクドナルド理論を知っていますか?
私とあなたで特別な日におしゃれしてご飯を食べに行く場面を想像してみてください。友達同士でもデートでもいいです。

パターンA
あなた:「ごはんどうしよっか?何食べる?」
私  :「うーん、難しいな…」
あなた:「どうしようかね…」
(沈黙)

パターンB
あなた:「ごはんどうしよっか?何食べる?」
私  :「マック行くか」
あなた:「?!さすがにマックはないでしょ、もうちょっと高級感のある…」
私  :「じゃあモスバーガー?」
あなた:「いや、そもそもハンバーガーじゃなくてもうちょっと落ち着いて食べられるレストランとかの方が…」
(あーだこーだ言い合ってある程度まともな案に着地する)

これがマクドナルド理論です。かなり的外れな意見や提案だとしても、何かしらいえば代わりにより良い提案やヒントが出てきます。


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かならず全員一致で”マクドナルドに行く”というアイデアは却下され、かわりにより良いランチの店の提案がはじまるのです。まるで魔法のようです!

”実行可能な中で最悪のアイデア”が議論をはじめるきっかけを作り、人々は突然創造性を発揮しはじめるのです。

人々は悪いアイデアを覆すために、より良いアイデアを出すという習性をもっています。

引用元:アイデアがどんどん湧き出る『マクドナルド理論』って何?
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まずは沈黙せずに何かアイディアを出してみてください。「マックどう?」でいいので。


(2)人に聞きながらPDCAを回す


プログラムの合格者や関係している教職員、仲の良い友人など、ここぞとばかりに知っている人を頼ってみてください。本番当日に初対面の人の前でプレゼンをするのはもちろん緊張するので、プレゼンの練習としてもその機会を利用することができます。
たくさんの人に聞くと意見の相違が出てくるため、使えそうなものや自分が納得したところだけ使うといいです。私はトビタテでは20人以上、グローバルチャレンジでは5人くらいに添削やアドバイスをお願いしました。


聞くときのコツ
「ここいい表現が浮かばないです、何かください」「うさんくさくなりました、何のデータを示せばいいでしょう」など、支援してほしい点を明確にすると頼まれた側もアドバイスがしやすいです。
教えてもらったことを全て採用するのは難しいので、「アドバイスありがとうございます!今実は色んな人に相談していて、様々なアドバイスもらっていてやや混乱しているので、できそうなところから順番に取り入れて行きます🙇‍♂️」などの言い方をすると角が立ちません。
(大体添削者は言わなくてもわかっていると思いますが、一応。)
自分のプレゼンなので、後悔しないように自分で取捨選択しましょう。


聞くタイミングのコツ
とはいえ、そもそも何が課題なのか分からない時もあると思います。そんな時も迷わずに聞いてみましょう。
このクオリティで見せたら失礼かな…と思う人もいるかもしれませんが、「前提条件を履き違えたまま完成してしまったもの」をテコ入れする方がよっぽど大変なので、未知のものに挑戦する場合は早めに支援者にコンタクトを取った方がいいです。


番外編(小言)
たまに「はい!できました!どうぞ!」というメッセージとともに資料等を送ってくれる人がいますが、見ている人もそれなりに忙しいので気遣いと依頼の文章を入れた方が気持ちよくみてもらえますw


ここまでの前提条件を押さえた上で、余力がある人は思考編に進んでみてください。また、1人で思考するのは大変なので、ブレストに友人や頼りになる人を誘うのもオススメです。

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