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バンコクネイルに挑戦したら爪焦げた(でもおすすめ)-Kaekai(ゲーガイ)

デンマーク留学から日本へ帰る途中、8時間のバンコク乗り継ぎがあったので以前から気になっていたバンコクネイルに挑戦しました!


1.お店選び

「バンコク ネイル」で検索して日本人にもポピュラーな店をピックアップしました。(以下のようなサイト👇)

日本人観光客向けのブログで辺鄙かつ高級すぎる場所は紹介していないはずと思いつつ、
・立地(空港からのアクセス)
・値段(安くネイルしたい!が目標なので高級店に行っても意味がない)
で簡単にスクリーニングしました。

多くのお店がLINEをやっているので、やりたいデザインを送って、
・このデザインは可能か?
・料金は?
・かかる時間は?
・○月○日の○時〜○時で予約は取れるか?
などを聞きました。

日本語で対応してくれるところもありました。


私はパーツやミラーを使ったネイルがやりたかったので、料金表から計算するのが面倒で直接値段を聞きました。
結果、4つくらいのサロンに聞いて100B(約400円)くらいしか変わりませんでしたが、一番安い Kaekai(ゲーガイ)を選びました。
※料金にプラスして20-50Bのチップが必要なので注意。担当者が2人いるときは両方に渡す。

2. いざKaekai(ゲーガイ)へ

日本人が多く住むプロンポン駅のすぐ近くにあります。空港からは1回乗り換えで1時間15分ほど。

8:30に予約して時間ぴったりに行ったところ、「本当にここでネイルできる…?」という感じのローカル床屋で入るか迷いました。

地元の床屋感が強すぎるよ

ビビりながら中に入ってみると、「Nail?」と言われ、コクコクうなづいたら2階のネイルスペースに案内されました。私は予約しましたが、8時台に飛び込みの日本人観光客も来ていました。10時ごろにはリピ駐妻(ぽい)お客さんでいっぱいだったので、朝早く(8時台まで)なら飛び込みでOK、9時以降は予約をしたほうが無難そうです。

3. 施術中

①オフ、ケア、ベースのカラーまでの人
②アートやデザインの人
の2人で施術してくれました。

①オフ、ケア、ベースのカラーまでの人(40分くらい)

日本人がイメージする典型なタイ人、という感じの優しいお姉さんでしたw
なぜか突然マッサージしてくれたり、足辛くない?となぜか私の足ポジを微調整してくれたり(元々辛くない)、寒いよね!とタオルを肩にかけてくれたり(ところでこれフットバスの後に足拭くやつじゃないよね?w)、色々と世話を焼いてくれました。一緒に「この色可愛いよね〜」と盛り上がったりできました。

ネイルの形が左右対称ではない気もしましたが、今回はゴテゴテ系のデザインなので別にいいか〜と思って特に何も言いませんでした。そもそも「これでどうでしょう?」的な確認やコメントを求められることはありませんでした。

カラーは「うーむこの中にはやりたい色がない」と言うと、サンプルブックが永久に奥から出てきてそれらしい色を選ぶことができます。色を混ぜて調整してくれることはないので、細かいニュアンスまでこだわりたい人は注意です!

なんで絶対私の膝の上にクッションを置きたいんだろう?と思ったらサンプルや光る機械の置き場になるからでした!


やりながら普通に家族っぽい人からの電話に出ていたw

②アートやデザインの人(2時間弱)

孤高の天才ネイリスト、という雰囲気のお姉さんでした。
化粧っ気や愛想はゼロで、施術中は終始無言でしたが、周りのおばちゃんネイリストに「ねえこの画像って多分この色でいいよねー!」「これってどうやんの?」などの質問をされてめんどくさそうに吐き捨てながら答えていました。(全てタイ語なので私の想像)

自分でやりたいデザインの画像を選んだものの、「これどうやるんだろ〜」と思っていたものが迷わずどんどん爪の上に構成されていって面白かったです。全ての爪でデザインが違うややこしいものでしたが、手際よくサクサクと作業を進めていました。


手でも足でもネイリストさんひざまずきスタイル

施術終わり際にパールのパーツが汚れるな〜と思ってよく見たらパールの一部分が焦げたように茶色くなっていました。「これなんとかして〜」と言ったら白+てらてらした真珠っぽい艶が出るブツを塗ってごまかしてくれました。

最後に爪の根元にオイルを塗り始めたので、「お、どれどれ〜」と見ていたら先ほどとは反対の手のパールも焦げていました。そんなに熱いと思わなかったけど硬化熱で焦げたのかな…と思いまた指摘して直してもらいました。言わなかったらそのまま終わっていたかも、危ないw


指し示しているところが焦げを上塗りしたところです。若干艶の出方が違う…?気もするが、よく見ないと分からない


4. 仕上がり・お支払い

注文した画像(LINEで送った)
仕上がり🫶

ほぼオーダー通り可愛く仕上がりましたー!大満足!
かかった時間は2時間半くらいでした。

時間について、フットのワンカラーの人は30分ちょっとで帰っていたので私が特別長かっただけだと思います。前後の予定が気になる人は(LINEなら英語が通じるので)予約時のLINEでどれくらい時間がかかるか聞いておきましょう。

事前にLINEで言われていた通り、値段はオフ込みで1280B(約5620円)でした。日本でこんなにゴテゴテ載せたら倍の値段はしそうなのでお値段の面でも大満足です!(いつも日本で同じくらいの値段でラメグラデーションだけ、などしています)

フットワンカラーは350B(約1400円)なので、シンプルなメニューにすればより安さを体感できると思います。

忙しい時間のためかネイリストさんは二人ともすぐいなくなってしまったので、階下で精算する際にチップもお支払いしました。どうしても細かいお金がなくて困っていると、私が正規料金に対して支払ったものからちょっと引いてくれて、①30B、②50Bをチップとして捻出できました。
※Kaekai(ゲーガイ)はカード使えないので注意!!!


11時過ぎには日本人でいっぱい

5. 総評

英語と日本語が混ざった接客スタイルで、お互いにジェルネイルに関する共通認識があるので、「長さどうする?」「形どうする?」「このパーツないからこの中から好きなの選んで」と尋ねられてそう、と察して答えていました。

コミュニケーションで困ったことはないですが、英語全く話せず、ジェルネイルも初めてだとちょっと戸惑うこともあるかもしれません。でもきっとそういうお客さんもいるので何とかなる気がします。


何度見てもこの店からこの爪が生まれるとは思えない

日本との違い
・ネイリストさんとのおしゃべりはない
・靴を洗うようなブラシで施術箇所(手や足)に石鹸をつけてゴシゴシ擦られる(痛くはない)
・色を混ぜて納得いく色を作ってくれることはない(これは日本のサロンでもありますね)
・こんな感じでどう?という色味やパーツ配置などの確認はなく、粛々と進行する
・「痛っ」とか言っても何も変わらないw
・気になるところ見つけたら自分で見つけて「ここ直して!」と伝える
・チップを渡す文化がある

羅列するとマイナスな感じもしますが、素人目には品質は変わらずお値段半分以下、という感じなので大満足です!日本との違いも見ていて面白いです。
朝早くから行けて、帰ってもしばらく残るもので、2-3時間で終わるので、女子旅でも家族旅行(ネイルしない人は別行動してもらって)でもおすすめです!

善良お姉さんと孤高の天才ネイリストお姉さんがこれからも活躍できますように🫶

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