会社設立2周年です。これまでのあゆみ。
本日創業2周年を迎えました。続けることが目下の目標です!
noteをご覧のみなさま、こんにちは。お久しぶりです。
こちらの投稿から2年が経過しました。
その間、いろいろありまして、またここで報告をさせてください。
法人を設立しました。弊社は夏至が設立記念日。今日で2周年です!
経営は順調とはいえません。が、設立当初は暗中模索(先に事業計画を立てろよという話ですが)状態だったので、いまはだいぶんましです。
何事も経験とはいえ、はじめて味わうひとり社長の立場に、当初は「後戻りできない感」と、「やっちまった感」を味わい、一人で途方に暮れていました(笑)。
そんなフィールド・オブ・ドリームズ方式の起業スタイルでも、恐るおそる行動してみると、道はひらけるもの。人に相談したり、ご縁に恵まれたりしながら、少しずつ「アート販売事業」をはじめています。
わたしの想いに共感して、一緒にチャレンジしてくれるアーティスト達には感謝ばかり。最近は活動にリズムができ、見通しができてきたことで、楽しくなってきました。
空間特性とアートのシナジーを生み出す
アート販売をするにあたり「gallery ayatsumugi」を立ち上げました。日本やアジアの感性を世界に届けるをミッションに、100年愛されるアートを育てようと、現代アートを扱っています。
ギャラリーのくせに、固有のスペースを持っていません。
gallery ayatsumugiは、展覧会を開催することで作品を販売しています。会場は都度、スペースオーナーさんと相談して借りたり、レンタルしたことも。
理由はコロナ禍での設立など時期的なものも含めて、いろいろありますが、ざっくりいうと、私自身のアートプロジェクトの経験から、その道を選びました。
「ギャラリーをしています」と人に言うと、必ずといっていいほど「場所はどちらですか?」と聞かれます。「場所がない」のも一つの個性。「あたらしい!」「現在形!」と、面白がってくれる人も多いので、今のところはよかったなと思っています。
こだわりは、「その場所でみせるから、そのアートが引き立つ」空間を選ぶこと。空間とアーティストとの相性を見ています。おかげで、ホワイトキューブとはまた違った展覧会をつくりだせ、お客さまにも毎回、新たなアート体験をお届けできています。
これまで、4度の展覧会を実施しました。
現在開催中の小川敦生展「記憶の軌跡を透過する」でもまた、空間と作品の相乗効果で、またとないアート体験をつくりだすことができています。
来月、7月7日から17日には、広尾にあるアートルーム企画室で、版画やコラージュなどの手法でパワフルな絵画を制作する内藤瑶子さんの個展を予定しています。
内藤瑶子展「茅ヶ崎」詳細はこちら↓
日本から世界にむけて
今年の2月、思い立ってパリに出かけてきました。パリは私とギャラリストという仕事との出会いをつむいでくれた街。20代前半に1ヶ月暮らした思い出の場所です。
パリではフランス人のギャラリストと会ってきました。彼のギャラリーでayatsumugiの作家を紹介してもらえるように打診してみたのです。答えは前向き。早ければ今年中にも、ayatsumugi in Paris が実現するかもしれません。
日本のアート市場は、欧米や中国と比べて絶望的に規模が小さく、アートが売れません。コレクターの育成も課題ですが、すでに市場が成熟しており、日本文化に親和性の高いフランスで、日本のアーティストを紹介しけたらいいなと考えたわけです。フランスでは、日本人以上に日本発のアートを喜び、楽しんでくれる人と出会えるかもしれません。
ayatsumugiと関わる作家が、ちゃんと創作活動を継続でき、彼らのアートが100年愛されるよう、社会の中で価値を育むこと。それを、世界の市場で叶えていきたい。
簡単ではありませんが、一歩いっぽ、チャレンジしていきます。
このマガジンでは、固有の場所をもたないアートギャラリー gallery ayatsumugiとしての活動をご紹介するとともに、現在の活動に至る私のバックグラウンドなどもお伝えしていきます。ぜひフォローして楽しみにしていてください。
gallery ayatsumugiでは、ひとつの作品とひとつの言葉を、折々に「Letter」としてお届けしています。登録はこちら。
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