見出し画像

あなたはどんなITエンジニアですか?

こんにちは。職業「戸倉彩」です。
最近、カスタマーサクセスについて学習や研究に必要な情報収集にも力を入れている日々を過ごしています。そんな中、カスタマーサクセスを実現するフィールドで活躍しているITエンジニアの方々(自分も含めて)はどのようなタイプが多いのか、ゲーミフィケーションを取り入れたらどうなるのか、について考え始めているうちに、「Bartle taxonomy of player types (プレイヤータイプのバートル分類)」という思想が存在していることを思い出しました。

今回は、JCSが公開している「ゲーミフィケーションとは?必須要素と事例&バートルテストの解説!」記事なども参考にしながら、ITエンジニアにフォーカスにアレンジしたマトリックスチャートを作成してみたものをベースに情報を整理してみたいと思います。

バートルテストとは

ゲーム研究者であるリチャード・バートルが発案したテストで、プレイヤーの気質を「アチーバー」「エクスプローラー」「ソーシャライザー」「キラー」の4つのカテゴリーに分類するものです。
出典: バートルテストとは何か?好きなゲームで社員の志向を把握する方法 | Promapedia

ネットで検索するとより詳しく解説している記事がありますので、気になる人はそちらも合わせて読んでみてください。

もし、ITエンジニアがプレイヤーだったら

IT業界で仕事をしていると、好みの技術や各種プロジェクトなどの見え方や取り組み方は、ITエンジニアによって様々と感じることが多々あります。その裏側では、異なるタイプのITエンジニアの特性や気持ちを知るのに、時間がかかったり、苦労した経験も少なくありません。会話する機会が多ければ、本人に確かめてみることも可能かもしれないのですが、なかなかそうはいきません。

どれが良い悪いということではなく、思想に基づいてITエンジニア目線でプレイヤータイプを分類してみることにしました。

バートルテストによるユーザータイプの4分類

「単独行動と集団行動のどちらを好むか」「関心の対象がテクノロジー自体か他のITエンジニアか」という2つの基準を使って、ユーザータイプを4種類に分けてみました。

アチーバー (Achievers)

・レベル上げに満足感を得る
・困難な課題に挑戦するのが好き

キラー (Killers)
・競争を好む
・他のエンジニアに勝ちたい

エクスプローラー (Explorers)
・新しい発見に達成感を得る
・完璧にはこだわらない

ソーシャライザー (Socializers)
・ITエンジニアとの交流を好む
・頼られると喜びを感じる

所感

マトリックスチャートに落とし込んで、まずは自己分析に使ってみたところ、自分の場合は必ずしもどれかという訳ではなく、環境や状況に応じて自分の中のいろんなプレイヤーが出てくることに気づきました。同時に、自分の成長度合いによって変化するのではないかと考えられます。駆け出しエンジニアの頃は、「エクスプローラー」からスタートし、ビジネスへの寄与度やスキルアップを加速するために「アチーバー」へとシフトし、段々と「ソーシャライザー」も取り入れてきたように思います。皆さんからワタシはどう見えているのかの評価やご意見も聞いてみたいので、ぜひコメントをお寄せください。

また、今後カスタマーサクセスやコミュニティ活動などあらるる場面において、お相手の方がどのようなITエンジニアのタイプなのか理解しておくと、ゲーミフィケーションを応用したコラボレーションや提案にも役立つのではないかと感じました。

EoF


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?