私のJLT2023への軌跡その2



~俺もSPYAIRだ!~

前を向いて一歩一歩。

UZさんが「SPYAIRと言ったらIKEの声」と言っていた。
ここで疑問が1つ。
そんなにIKEさんの歌声にこだわるのに、新しいボーカルを見つけるっていう決断は
脱退発表前後の沈黙の一ヶ月で、3人が決断したんだと思った。
そして、新メンバーを迎える気持ちまでできてるのかと。

そうじゃない、続けるための苦渋の決断だったのではないかと今なら思う。

多分、憶測にすぎないのだが、この時点ではメンバーも迷ってたんだと思う。
続けると決めた以上は、絶対条件として新しいボーカルが必要なのは頭ではわかっているが、気持ちが追いつかない。
あったはずのスケジュールが全部白紙になって、マネージャーもいなくなって、先が見えない状況。

MOMIKENさんは防音室を買って、2月からYouTubeのメンバーシップを始めた矢先の出来事だった。
楽曲制作のためと、ボイトレを始めたのもこの頃。

ベストツアーが終わって、年明けのライブは5月に東名阪でエアゲライブ、7月には毎年恒例の野外ライブJLT2022の開催が決定して、チケット販売も開始されていた。
すでに最速先行で、チケットの当落発表も終わっていた。

その頃のMOMIKENさんの配信では、明るい未来の話がされていたから、この急転直下な出来事に、MOMIKENさんの心情を心配した。

ちょっと話はずれるが、配信にて、UZさんがマイスパのTwitterアカウントがあることを今知ったと衝撃の告白。
MOMIKENさんに至っては、YouTubeのチャットの見方がわからないと、隣のKENTAさんに「どうやって見るの?」
とスマホの画面を見せてた。
そのやり取り何回目?

おいおい、うっそだろ?

だんだんKENTAさんが二人のお父さんに見えてきた。(※3人は同い年です)

マイスパはメンバーが運営の月額1000円のファンサイト。
詳細はマイスパのトップページを見てほしいが、この1年の配信やブログなど、月額1000円で遡れるならお得じゃないだろうか。
入会するなら毎月1日がおすすめ。
今入っても31日で月が変わってしまうのでお気を付けあれ。

応援したいのに、新しいボーカルを入れることに拒否反応を起こす自分がいて、モヤモヤした。
無理やり、「あんたはどうせライブでMOMIKENさんしか見てないでしょ、ボーカルが変わったって、MOMIKENさんしか見てないんだから変わらないよ」と思ってみた。
が、やっぱり、しっくりこなかった。

大好きな別バンドのベーシストがいなくなって、代わりにMOMIKENさんとかイメージしてみたけど違和感しかなかった。

IKEさんがボーカルじゃないんじゃ、バンド名変えてほしいし、過去の曲は歌わないでほしいとか、SNSでは好き勝手なご意見をいくつか目にした。
みんな大バカだなあと思った。
エゴサの大王のMOMIKENさんには、しっかり目に入っていて、鋼のメンタルと自負している王のメンタルも少なからず傷ついていた。
「SPYAIRと言ったらIKEの歌声で、自分は何の意味もないのか?」と。
王の嘆きに、私は100点満点のレスポンスを返せたかはわからない。
だけど、神に誓ってそんなことはない!と強く言える。

ほどなくして、YouTubeチャンネル『スパイエアーボーカル探してます。』がスタートした。
オフィシャルのサブチャンネルと言っていた。
少し前にKENTAさんがドキュメンタリーを撮りたいと言っていたのを思い出した。

ほんとなら、オフィシャルで発表されることは、ボーカル脱退しました、オーディション開催します、ボーカル決定しました!の3つだけだと思う。
それなのに、SPYAIRという人たちは、現状を赤裸々に伝えてくれた。
ファンと共有してくれた。
感謝しかない。

MOMIKENさんは、今までよりもYouTube配信が増え、ゲームや雑談で、楽しませてくれた。
モミラジはゆるく安定に健在だった。
秋になり、本物のバンドで、ファンが歌うという夢企画、バンカラツアーが始まって、KENTAさんのドラム練習配信も増えて、動画以外でも動いているメンバーが見れた。
UZさんはキャンプ動画や、ゲストボーカルでライブに出たりしていて、それぞれソロも忙しかった。

バンカラツアーのあたりから、メンバーから徐々に、新しいボーカルに求めるものが具体的になっていたと思う。

ボーカルオーディションが始まって、MOMIKENさんが自身のYouTubeチャンネルにて、JLTは3人でもやるよと言っていて、まだ新しいボーカルをイメージできない私には、3人だけのステージの方が容易に想像できて、わくわくできた。

光は進む先にある
MyWorld、この時の私のテーマ曲だった。

続きはその3へ。

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