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みなみあいき サマークラフト2021 に行ってきた

以前、ヌカドコRADIOに出演していただいた桐原建設の桐原さん

そんな桐原さんが毎年主催されている「みなみあいきサマークラフト2021」に行ってみました。
まずはイベントの紹介文を引用します。

こどもたちに木と触れあってほしい。
ものづくりを楽しんでほしい。
人口1000人の小さな村、信州南相木。
そんな小さな村で、一人の大工さんの想いからはじまった、小さなクラフトイベントです。

コロナウイルスの感染拡大の影響により、昨年は中止となってしまいましたので、二年ぶりの開催です。まだまだコロナウイルス感染の終息は見えませんが、できる限りの感染対策を講じながら、規模も小さく再開しようと思います。今年のメインクラフトは、『ウッドプランターづくり』です。
プランターと言っても、薄い木の板を箱型に組み立てるタイプのものではなくて、厚い木の板に直接穴を掘っていくことでプランターにします。
大工さんの道具、鑿と玄翁(ノミとゲンノウ)を使って自分好みの穴をコツコツ掘ってもらいます。完成したら南相木産カラマツの苗木を植えて飾ってみて下さい!
いろいろと制限があるなかでの開催となりますが、参加されるみなさまとともに、ひと夏のものづくり体験の場をつくりあげていけたら幸いです。

イベントのお話しは伺っていたので、開催時にはぜひ参加したいと思っており、今年は無事開催とのことでしたので、参加してきました。

開催場所は南相木村の「祝平公民館」。

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こちらが参加させていただいたウッドプランターづくり。
コロナ禍ということもあってか、午前5組・午後5組までの事前予約制。

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我が家は息子と娘、それぞれが作ってみたいと。

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まずは印をつけた線に沿って、鑿(のみ)をうっていきます。

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それをすべてくり抜いていくのは大変すぎるので、その線の内側を桐原さんにくり抜いてもらいます。

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くり抜いてもらった部分以外を鑿で削っていきます。

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この削っていく作業が集中してコツコツとやっていくのが楽しいのですが、徐々に疲れてきます。見た目以上に素人には重労働。鑿(のみ)を玄翁(げんのう)で叩いていく手がかなり疲れます。
(職人さんってすごい)

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※ちなみに玄翁(げんのう)って聞きなれないので、ちょっと調べてみました。

「かなづち」のうち、打撃部分の片側が平らに、片側がわずかに凸状に膨らんでいるものを「げんのう」といい、漢字では「玄翁」や「玄能」と書きます。ちなみに、正しくは玄翁(げんのう)で「玄能」は当て字です。
冒頭にも紹介したとおり、玄翁は玄翁和尚(げんのうおしょう)という曹洞宗の高僧の名前が由来です。玄翁には側面が使えるような形状をもつ種類もあり、使う場面に応じて使い分けが可能です。また大工用のほかに石工用があり、石材の切り割りに使われることもあります。


娘は丸の穴を4つずつくり抜いてもらっただけで完成。笑
(でも本人が丸を書いた大きさや位置に合わせて、くり抜いてもらえてご満悦でしたが)
最後にオイルを塗ってコーティングして完成でした。

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このイベントで佐久カラマツを使用しているようなのですが、なんとカラマツも人間同様に少子高齢化しているらしく未来のカラマツが危惧されているとのこと。

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そんな林業の現状を知れたり。

あとは、子供たち向けにスライム作り体験が出来たり

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大人たち向けにもセラピーコーナーに

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整体コーナーも。

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さらには、南相木で本屋と図書館をやっている「coldmountainstudy BOOKSTORE」も出店されていました。

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噂では聞いていたのですが、店主の鳥越さんは祝平公民館の目の前に家兼本屋&図書館を3年以上かけて週末セルフビルドして、こちらの家を完成させたとのこと。
ドーム型の家の中まで見せてもらえましたが、天上が高く開放的なお家でした。

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サマークラフトのイベントをきっかけにようやく南相木村に行く事も出来ましたし、桐原さんや鳥越さんにもお会いできて、良かったです。

また来年が楽しみです!

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