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バナナフライとカレー粉に初めて遭遇(8/29)

学校のビルの1階にあるお決まりのスーパーで先週から気になっていた、ある食べ物をついに今日、買ってみた。「いったいどんな油を使ったんだ?(スーパーではひまわり油をよく見かける)」と思うほど、黄金色にこんがり揚がった何かのフライ。

メニューには「サモサ、チキンフライ、バナナフライ・・・」と書いてあったため、見た目の大きさから私は勝手に「チキンフライだろう」と判断した。

が、いざ学校に戻って食べてみると甘い! 中がとろとろでやわらかい!
そう、チキンフライではなくバナナフライだったようだ。毎朝エクアドル産のバナナ1本を食べる私は、思いがけず2本目のバナナに出くわした(大好きだが)。

フライパンで焼いたり、薄切りにしてチップスにしたりはあるけれど、丸ごと1本を天ぷら粉のような衣にくぐらせて揚げるとは見たことも聞いたこともなかった。

ざっとネットで調べると、「タイ風おやつ」「インドのビーチで食べられるスナック」「キューバ直伝フライドバナナ」など諸々の説が出てくる笑

学校の帰り道に寄ったスーパーVIVAでは、ドバイに来て初めて「カレー粉」を発見し、思わずカゴへ。やっとカレー味の食べ物を自分で作れるからだ。(さっそく適当に作った、トマト缶とご飯、このカレー粉入り炒飯が美味しかった)

インド人が多く暮らすからか、どこのスーパーに行っても、何十種類もの袋詰めスパイスが棚に陳列されている。だが、彼らはおそらく自分たちでスパイスを調合してカレーやスープを作るため、どのスパイスも単体でしか売られていない。つまり、日本で当たり前のように見かけるカレールー、カレー粉、レトルトカレー、冷凍カレーは一切ない。

逆に、日本でここまでカレーが国民食として広まっていることが不思議に思えてくる。バレンタインデーやポッキーの日のように、食品メーカーの戦略が効いたということだろうか?

「カレーやバナナは、突き詰めると思っているより奥が深い。世界史や経済、文化の動きとも絡んでいる」と大学で学んだことを思い出した。



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