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私は成果を出し続けるマシン?

知らぬ間に、マシンになる訓練が、、、

新卒から20年勤務した大手外資系企業を去る時、私は、自分のことを

「成果を出し続けるマシンでしかない」

と感じる状態にまでなっていました。

心や身体を病むまでにはならなかったのは幸いですが、ハードに働き続けて

「私はどこに向かっていたのだろう・・・」

と、虚しくなったのを覚えています。

先日、経営者のコーチングをお仕事にされている方とお話をする機会があり、その方も独立される前は、私と同じように

「自分がマシンにならなければ、ああいう形では仕事ができなかった」

というような会社員時代を過ごされたようです。

激しく共感してしまいました。

心を無にして淡々と業務をこなす、まるで機械のように・・・

来る日も来る日も、もうお腹いっぱいなのに、口から食べ物をどんどん入れられて、消化不良になってしまうような状態。

それでも胃に超負担をかけながら、涙目になりながら、無理やり消化するような感覚。

しばらく前からモヤモヤはずっと感じ続けていたけれど、

  • 人生修行だから、大変なほど人は成長する

  • この困難を乗り越えたら、実力が付くのかなぁ

  • 「できない」と言われるのは嫌だ

というような思考回路でした。

人生は修行なのか??

「よくそこまで頑張れたねー」
「すごいよー」

と言ってくれる人もいましたが、
一方で

「なんで、そこまでやるの?」
「なんであえて、大変な道を選ぶの?」
「ご愁傷様です」

と、率直に意見をぶつけてくださる方も。

本当に、後者の指摘は、笑っちゃうほど正しい!

今だから、自分のこのストイックなキャラを、「やばいよね」と、笑えるようになったけど、渦中にいる時に言われたら、

「そういう思考で試練から逃げている人は、成長できないんだよなぁーーー」

くらい思っていたかもしれません。
痛すぎる・・・私 ><

飲みこみ力(のみこみりょく)

私がいた20年の間に、会社は、ローカル(各国)の裁量をどんどん奪い、グローバルの意向に沿っていかに仕事を進められるかに価値が置かれるようになっていきました。

最初は、日本側で納得がいかなければ、頑張って抵抗して説得しようと、日本のチームで頑張っていましたが、最後は強権的なグローバルからの指示にうんざりするレベルにまで達していました。

理不尽なことでも、納得できない事でも、超短納期で言い渡され、説得して覆す猶予も与えられない状態。
次第に、もう諦めに近い形で「どうせ」と、無意識に飲み込んでしまう癖が、ついてしまったようです。

大企業病かもしれませんね・・・

今も、大したことでなければ、議論が面倒なのです。
今の会社は議論ができる会社であるのに、無意識な飲み込み力が発揮されちゃうんですよね、、、

この位のこと議論している暇があったら、さっさと進めたいし、文句言われないレベルでやればいいでしょ?

なんて思考が出て、結局また消耗ループに陥るんですよね・・・(涙)

『exit 消耗ループ=消耗ループから抜け出して軽やかに生きていく!』

消耗ループ:私自身が体験した「無自覚に煽られ、駆り立てられ、走り続けるエンドレスな消耗感」
実は、これは、「私自身の思い込みが作り出していたループ」だとわかり、、、
このループから抜け出すために、私自身の実験・実践禄としてnoteで綴っています!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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