対人関係 悪役の登場!
絶対こういう人になりたくない!
嫌な人、不快な人、苦手な人はいますか?
親、ママ友、仕事の関係者・・・?
「私だったら、ああなりたくない。」
「絶対こういう人にはなりたくない!」
と思うような人。
人生に何度か登場しているのではないでしょうか。
できれば、こういう「不快な人」に会わなくて済むなら、その方がハッピーですよね。
人の悩みは「対人関係」がほとんどという程、
自分だけではどうすることもできないので、悩みも大きくなります。
しかも、毎日のように顔を合わせる存在だったら、憂鬱になるし、身体に拒否反応が出ることだってありますよね。
私も、前職でそういう人がいました。
「なんで、この人はこんな自分勝手で、まわりを嫌な気分にさせるんだ!」
「絶対こういう人にはなりたくない!」
あまりに人を強く攻撃するので、泣かされたことも何度もあったし、メンタルで追いやられた同僚も一人ではなかったです。
”他人の声” 代表
不思議なんですが、私が、何度かコーチングのセッションを受ける中で、よくこの嫌な人に何か言われている光景が目に浮かんできました。
全く仕事と関係ないテーマについて話している時でも、他人の声代表みたいに登場してくるのです。
「こんなことしたら、人から○○って言われそう」
「こんなことしたら、人から白い目で見られそう」
という心の声の、「人から」の部分が、大抵この嫌な人に言われているイメージなのです。
転職して、もう今は接点がないので、実際に言われるようなことはないのに、なぜかこの人に批判される想定が思い浮かんでしまうのです。
それで、小さく萎縮してしまう自分がいるのです。
「本当は○○したいのに・・・」
が、怖くてできなくなってしまっている、、、
それでいて、この嫌な人は、
「○○って言われそう」
「白い目で見られそう」
ということを、自らはやっているような人なのです。
だから余計に、
「最低だ」
「こんな奴にはなりたくない!」
って思っちゃうんです。
「悪役」ごくろうさま
でも、実は、こうした嫌な人は、自分の人生に「悪役」として登場し、あなたに「気づいて、気づいて!」とサインを送ってくれる存在だと言われたら、どんな感じがするでしょうか?
本当は心の奥底で、自分が我慢していることを、この嫌な人がノウノウと目の前でやってのけるので、不快に感じるらしいのです。
「いやいや、そんな自分になったら、私ヤバイ人でしょ!」
とか、
「えーー?こいつみたいには、絶対なりたくないよ!」
「心の奥底で、この嫌な人みたいになりたいなんて、私、ぜ~ったい思ってないよ。そんなはずない!」
と、最初は信じられませんでした。
でも、よくよく考えると、
「確かに、この人みたいにできたら楽だけど、そんなことするなんて状況が許さないし、回らなくなるし・・・」
とか、
「もし、世間がこの人みたいなあり方を肯定するなら、誰も批判しないなら、確かに自由でいいよなぁ。子どもみたいに無邪気でいいよなぁ。」
と、だんだん自分の本音が見えてきて
「本当は、自分が ”そうあってはいけない” と我慢していることだったんだぁ」
と、納得したのです。
自分が我慢していることでなければ、相手がそれをしていても、本来何とも思わないらしいのです。
この嫌な人は、
自分が大人になるにつれて、「こうあってはいけない」と、
封じ込めてきた、落としてきた、あなた自身のピース(自分の中にある一側面)を、わざわざ拾って「落とし物ですよ~」と教えてくれる存在らしいのです。
わざわざ、私に嫌われる「悪役」キャラとして登場し、一生懸命「悪役」を演じて気づかせてくれようとしていると思うと、
「ごくろうさまです」
と、少し笑える気分になったりしませんか?
まぁ、本人が自覚的にやっていることは全然ないですが(笑)、そういう役回りで私の人生に登場しているらしいのです。
・・・と言われても、なかなか受け入れられるものではないですよね。
じゃぁ、これがわかった上で、どうするか・・・?
続きは次回に書きたいと思います!
『exit 消耗ループ=消耗ループから抜け出して軽やかに生きていく!』