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【初のイラスト展覧会参加】 エッセイ01 〜絵のモチーフの決め手〜 

先日、初めてイラストの展覧会に参加した。

今年の4月ごろに、twitterでお誘いいただいた展示会で
せっかくの機会だし、と「えいや!」と申し込んだ。

会期は、9/30(金)〜10/10(月)
結局9月に入るまで特に何もせず・・・笑
本職の仕事でバタバタと気が付けばあっという間。

9月の2周目に入り、描く作品を決めた。

「花飾り展」という企画だったので、
秋の花を調べてみた。

昔花言葉が好きで、花言葉の辞典を親にねだって買ってもらったことを思い出す。
結局数ページパラパラと見るだけで「いざという時に見るか!」といつかの未来のためにとっておき、結局その時は今日になるんだなあ・・・。
あの辞典を取りに実家に帰ろうかな、とか思いつつ
今ではネットですぐに検索できてしまうので、特にその必要性はなくなり、便利な時代になったなあとしみじみ。
ちょっとあの本を想って可哀想になるけど、またいつか見るか、とさらに未来の私に託して、スマホの画面から花言葉を調べた。

色々挙げたけど、
特に気に入ったのがガーベラだった。
希望、常に前進、前向き。
この花は絶対書こうと思った。

前に進むだから靴だな、スニーカーと一緒がいいな。
構図もすぐに決まった。


希望のガーベラ

あと3つは悩んだけど、私らしさがある花にした。
コスモスとキンモクセイは最後まで迷ったけど、残りの3つに勝てなかったなあ。

1つは「ネリネ」
これは私が大好きなアーティストKANA-BOONのシングル曲で、花のイメージもすぐに湧いた。
ただ、花言葉は
また会う日を楽しみに。忍耐。華やか。
ちょっとしっくりこなくて、もう一度ネリネの曲を聴いた。どういう意味が込められてたんだろうか。また会う日を楽しみに、お互い頑張ろうなってことなのかな。

構図は迷ったけど、ネリネに関しては花言葉よりも花の雰囲気を重視して、真っ白の花嫁をモチーフに描いた。
結婚して、一段と素敵な女性になって、また誰かと会う日が楽しみになるように。

ネリネの花嫁

そして「パンジー」
これも、私が好きな漫画(好きな漫画とか歌からとりがち笑)の『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』で出てくる、ロージーに恋する女の子が「パンジャ」といって、パンジーの花から名前をつけられていた。
その印象が強くて。
花言葉は、物想い・私を想って。

片思いの女の子を書こうかなと思ったんだけど、
この絵を見てくれる人、このカードが欲しいなと思ってくれる人に、切ない気持ちにさせるのはなあ、と少し違和感を感じて
見てて楽しく、ちょっとほっこりできるような、癒される絵にしたくて
窓辺で誰かを楽しみに待っている女の子の絵にした。

パンジーの花言葉は花びらの色でも違うようで、
黄色:つつましい幸せ
紫色:思慮深い
だそう。

単純に好きな色が黄色と青だったのでこの2色のパンジーを選んだけど、
うまくレンガとも雰囲気が合ってよかった!
ちなみに後ろにレンガとかあっても良いかも、と言ってくれた人がいたからレンガを付け足しました!(本当は最初は窓だけだった笑)
この場を借りて、ありがとう。

窓辺のパンジー

最後の1つは、アスター(紫苑)
これは最後まで迷った花。
花言葉は、追憶。君を忘れない。

秋の花って切ない花が多いのか・・・。

薄紫の花びらで、絵にするにはとても可愛らしい花だった。
決め手は、ギリシャ語で「星」を意味する「アスター(Aster)」が別名であると知ったから。
花びらが星のようだから「星」(アスター)
それだけで、紫苑に決めるには十分な要素だった。

ビビッときたのは2つ。
1つは、私は星がとても好きで、大学も星の研究をしていて(ちょっと語弊があるけど笑)親和性を感じずにはいられなかったから。
もう1つは、実は今回描いた「アスターサーカス団」の絵は、前に書いていた絵をリメイクしている。(実は時間がなかったから・・・というのはここだけの話。笑)
サーカス団の舞台裏を描いたのだけど、そのサーカス団の紋章を星にしていたのだ!

もうこれは「紫苑」に決めるしかない。

ということで、4つのモチーフの花を決めた。

アスターサーカス団

さあ、あとは描くぞ〜!
そして印刷して額に飾るぞ〜!
グッズのポストカードも作るぞ〜!
名刺も作っちゃうぞ〜!

ということで続きは エッセイ02 で書きます。
難しいですねこういうの、どこで区切ったらいいのか、永遠に書けそう。
でも絶対長すぎると読むの大変やもんなあ。

読んでくださってありがとうございます!
ぜひ続きも!笑




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