○クドナルドでのアルバイトで学んだこと

みなさんはアルバイトの経験はありますか?
私は大学生の頃、某ファーストフード店でアルバイトをしていました。このころ驚き、感じたことを今回振り返ってみることにします。

面白いかは分かりませんが、自分にとっての備忘録のようなものでもありますので自己満で書きます。
もしお時間に余裕のある方はよろしければおつきあいください。

どんな作業にも決められたルールや手順が存在

私がアルバイト初日に驚いたのがこれでした。
身だしなみはもちろんですが、接客のセリフや掃除のやり方。。。

そして当時の自分を困らせてたのは、定期的にルールの勉強をさせられてテストがあったという事。
(※テストと言っても簡単に口頭で「これ覚えているかな?」って質問されて答えるというものでしたが。)

「大体できてればいいじゃん」タイプだったのであんまり覚えれてなくて何度も注意されたりしました(笑)
この辺はもしかしたら店舗によるかもしれないですね!(笑)

ただ、これによって入れ替わりの激しいアルバイトばかりのお店でも常にお客様は同じレベルの接客、味を楽しむことが出来るのだと大学生の時の私は思いました。

ルールを決めて従ってもらうことによって全員ある程度までは品質を揃えられるという事を学び、今の会社では自分の業務は引継ぎ資料をしっかり作り、いつ急に他の人にその仕事を渡してもある程度の品質は保てるように心がけています。

道具を工夫して誰でも同じものが作れるようにする

また、アルバイトを始めて初日に「ポテトに振りかける塩の入れ物が専用もので且つ1回に出る量が一定になるように設計されているため、誰が塩を振りかけようとしても同じ量しか出ないようになっていること」に気づき感動しました。

さらに慣れてきてから他のところにも目を配ると、厨房でも人間がやらなければいけない作業は「ボタンを押す」、「つまみを引っ張る」といった単純作業ばかりで済むようになっていることに気づきました。

これは、どの作業者が調理しても店の味(品質)を崩さないようにするための工夫だったのではないでしょうか。

高級料理店のように修行を積んだ料理人が調理するお店であれば話は別ですが、ファーストフード店のようなお店は人件費にそこまでお金をかけるわけにはいかず、アルバイトを短時間で教育して実際の仕事をさせなければならないため、道具の方を工夫していたのではないかと思います。

この点については今の会社では、自分が担当している作業は可能な限り単純化&マクロを組んで人間の作業は「マクロ起動ボタンを押す」だけにして、誰が担当しても同じような作業が出来るようにしています。

(さらに、手作業でやる場合の手順書は一緒に作成、またマクロの方は1行ずつコメントを入れてマクロが書ける人であればいざという時に修正できるようにしています。)

声で笑う

私はドライブスルーに来られたお客様から注文をとるポジションについていました。

(マイク付きヘッドフォンを身につけている店員さんを目にしたことはないでしょうか。まさにそれです!毎週土日昼間のピーク時間帯に3時間ドライブスルーの注文をとり続けました!)

ドライブスルー担当って、お客様の言葉を聞き漏らさないこともとても大切ですが、もう一つ「声だけで笑顔を表現し、相手に不快感を与えないこと」を心がけていました。

声が威圧的だとそれだけでお客様はもう二度とお店に来てくれることはないかもしれません。

ハキハキ話すこと、語尾は下げないように話すことは先輩社員にも何度か注意されましたが、スパルタ教育(?)のおかげで「声で笑う」技術を身につけました。

今はもうドライブスルーで注文をとる機会は全く無いですが、ここで培った「聞く」力と「話す」力は今、会社での電話対応の際に少なからず役に立っているのではないかな、と思っております。

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