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既知の外に立つ! 世界一簡単な固定観念の外し方

「学校から帰る途中で次男と友達が一緒に拾ったらしいんだけど、どうしたら良い? 」
突然の妻からの連絡には、アライグマを抱えた息子の姿が!?
「えぇえぇええぇぇーー!!アライグマ拾うとか、そんなことあるぅぅぅっ!?」
田舎ってすごい!思わず声が出た初瀬野アヤセです。こんにちは。

さて、今日はPrincipalの項目の1つ、「集合意識を誘導し、運を制御する」のうち、中項目の「既知の外に立つ」を取り上げます。私の基本的な行動原理の1つでもあります。

「集合意識を誘導し、運を制御する」ための8項目

既知の外に立つとは?

既存の慣習や一般常識、固定観念にとらわれず、新しい考え方や行動をすることです。

広義の逆張り思考と同じような意味と言えます。
昔から天邪鬼という表現が使われてきましたが、あえて周りと反対の行動をするという意味である狭義の逆張り思考とは異なります。

ビジネスシーンでは「独自の視点を持とう!」「常識を疑え!」などのスローガンを聞くことも多いですが、いざやってみようとすると難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。

狭義の逆張り思考は簡単に議論のきっかけを作れるという意味では非常に使い勝手が良いのですが、反対意見をぶつけるがゆえに討論になりやすく、発展的に発想を広げにくいという特徴も併せ持っていますので、それ以外の方法も使いながら発想を広げて行く必要があります。

ではどうすれば固定観念にとらわれず、自由な発想ができるのでしょうか?
一般的に言われる固定観念から脱却する方法を見てみましょう。

一般的な固定観念の外し方

①自分の固定観念を知る

内省して自分を深く理解することで、どのような固定観念を持っているか認識できるようになります。

➁固定観念の根拠を知る

なぜ自分がそのような固定観念を持っているのか、根拠を探します。
これまでの経験や記憶が元になっている事が多く、場合によってトラウマに向き合うこともあるでしょう。

➂異なる意見や価値観に触れる

別の考え方に触れることで、自身の固定観念を揺さぶります。
旅行に行く、本を読む、全く新しいコニュニティーに参加するなど、日常から離れてみることが有効な選択肢になります。

すぐできる!とは言えないかも?

今日からすぐできる!と感じられましたでしょうか?
特別難しいとは言わないけど、すぐにできるとも思えないなぁと感じた方が多いのではないでしょうか。

事実その通りで、長年積み重ねてきた知識や経験が固定観念のベースになっていますので、固定観念から離れようとしてもなかなか簡単にできるものではありません。
それでも、自分の現在地を把握してそこから離れてみる、という思考や行動を繰り返しながら練習すれば、なんだかんだ慣れてきますし、少しずつでも上達していきます。

また、人間は常に進歩する可能性があるという素晴らしい特性を持っていますので、固定観念から離れることができて新しい視点を手に入れると、次は手に入れた新しい視点までが固定観念の範囲に含まれるようになります。

今この瞬間のあなたの固定観念も、あなた自身がそうやって行動してきた結果できたものです。

そうすると永遠に固定観念から離れることができないのでは?と思われたかもしれませんが、ここは逆方向に発想を変えてみましょう。

このようなアプローチを続けることで、自分自身で自由に固定観念の範囲や形を変えることができると言えます。
固定観念の一部を組み替えることもできますし、一部を完全に排除したり、追加することもできるでしょう。

固定観念は自分自身で自由に変えられる

固定観念を外す第一歩として、そう考えてみて下さい。

でもやっぱり難しくない?と思った方、安心して下さい。
誰でも、簡単に、瞬間的に、固定観念から距離を取れる方法があります。

その方法では固定観念を広げることはできませんが、固定観念から距離を取る、常識を疑う姿勢になることができます。
この方法を言及するのは世界初じゃない?なんて勝手に思っています。笑

突然ですが、ここでクイズです

1+1=▢

さぁ、答えは何でしょう?
「いや、小学生かよ!」という声が聞こえてきそうですが、こちらで4つの答えを準備してみましたので、ぜひ最後までお付き合い下さい。
少しずつ難しくなりますので、楽しみながら読み進めてもらえると嬉しいです。
ぜひ一緒に考えてみて下さい。

答え①

】です。

「やっぱり小学生じゃん!」と思われた方も多いかもしれませんね。
誰もが一度は目にしたことがあるのではないかと思うくらいには定番になっていますので、ほとんどの方が正解だったのではないでしょうか。

数字と数学記号を単純な線と考えて、【田】と言う漢字に組み替えています。
「数字と数学記号であるはず」という固定観念から「ただの線かもしれない」という新しい考え方に切り換えた事例と言えますね。

次行ってみよう!

答え➁

10】です。

「お、そう来たか!」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
一般的な10進法ではなく、2進法で計算した結果ですね。
馴染みのない方もいらっしゃるでしょう。

「一般的な10進法で計算するはず」という固定観念から「2進法かもしれない」という新しい考え方に切り換えた事例と言えますね。

次行ってみよう!

答え③

】です。

「??意味分からん?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
最初から書かれている【】が実はそのまま答えだった、というパターンです。
世の中にはこのパターンの謎解き、実は結構あるんです。
最初から答えが提示されているにもかかわらず、それが答えだと気付かない現象ですね。

「▢に答えが入るはず」という固定観念から「▢が答えかもしれない」という新しい考え方に切り換えた事例と言えますね。

次行ってみよう!最後です!

答え④

2】です。

「そのままかーいっ!」というツッコミが聞こえてきました。(空耳)
一般的な内容ではないと思わせておいて、実は一般的な内容だった、というパターンです。
これも日常的に目にすることが多いパターンで、試験の引っ掛け問題や交渉などの駆け引きでも使われています。

「10進法の計算ではないはず」という固定観念から「10進法そのままかもしれない」という新しい考え方に切り換えた事例と言えますね。

以上でクイズは終わりです。楽しんで頂けましたでしょうか?
読みながら「あー!そういうこと?」と気づかれた方もいらっしゃると思います。

そうなんです。
このクイズに挑む姿勢が、まさに固定観念を外す姿勢とイコールなのです。

1+1という日常の中では特に意識することのないありふれた内容であっても、「クイズです!」と言われた瞬間に「一般的な内容であるはずがない!」と、固定観念を外した状態から思考をスタートさせるのです。
ある意味でその状態も固定観念にとらわれていますが、通常の考え方から一旦離れようとする時点で、固定観念を意図的に外したと言えるでしょう。

世界一簡単な固定観念の外し方

【目の前の事象をクイズとして捉える】
これこそが世界一簡単な固定観念の外し方です。

私の表現で言えば、「既知の外に立つ!」ですね。
今この瞬間から、誰でも実践できますので、ぜひ試してみて下さい。

既知の外に立つことができれば、そこから無限に思考を広げられる可能性が更に高くなります。
思考方法のヒントは下記noteに書いていますので、併せて読んでもらえると嬉しいです。

思考方法の基本 7つの視点
思考方法の基本的な考え方を書いた記事です。
3ステップで始める能動的思考プロセス
能動的に思考するためのポイントを書いた記事です。

本日は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございます。
自分の人生を、自分で生きて行きましょう!

初瀬野アヤセ

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Ayase Hatsuseno
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