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『スイカと味ごはん』 ふり返ったら愛されていた。

『ひとりひと葉』でお渡しした詩の一部を了承を得てご紹介します。

おじいちゃんのお葬式の日
よその畑になっているスイカを見て
食べたいと駄々をこねた。
お墓までのあぜ道。
それから毎年夏になるとおばあちゃんの畑にはスイカ。
いつもあの日のことをからかわれた。

おばあちゃんとの思い出です。

山のおばあちゃんのうちは、自然と水と田畑が豊かで何でも美味しく、おばあちゃんはいつも「ほうか~ほうか~」と受けとめてくれました。

家や学校ではいい子でいなきゃいけない窮屈さを感じていたそう。おばあちゃんのうちに行くことが子ども時代の息抜きでした。

ただ、おばあちゃんとの思い出を振り返っていただけなのに、このあと両親から愛されていたと感じられるようになったとご報告いただきました。そして両親に感謝の気持ちを伝えられたのだとか…

小さくともこの作業がきっかけのひとつになれてとても嬉しい。

思い出のひと葉ひと葉、丁寧にふり返り思い出し第三者に話すことで、新たに見えることがあるのかもしれません。

今日もありがとう。

また会いましょう^^

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