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こんにちは!ippon blade研究者のAyari✼です。
この数ヶ月、本当に忙しくて、あっという間に月日が流れてしまいました。
でも、noteブログはこっそりと見ていてくださっている方々が多いので!
更新していきたいと思います。


①今日は、「誰もやっていないことをやろう」っという話。

私の家にはTVがないので、ネットでニュースを検索しない限りは情報は入ってこないのですが、先日、パートナーの天ちゃんが登山家の平出和也さんがK2という山の登山に挑んで亡くなられたことを教えてくれました。
二人で平出さんが出演されたYouTubeなどを拝見しながら、それまで私は平出さんのことは存じ上げなかったのですが、ものすごい衝撃が心に走り、考えさせられるものがありました・・・。

亡くなられて悲しい。っというより、人間の死生観や人間も自然の一部であることの本当の意味を平出さんを通して教えてもらった。そんな気持ちになりました。
平出さんは、誰も通ったことのない道を登山される登山家なので、滑落された場所は人間が簡単に足を踏み入れられるような場所ではなく、ヘリコプターも着陸することができないので、身体はK2の山にそのままある状態だそうです。

誰も通ったことのない道。
平出さんにとって特別な存在と話されていた山。
そのままK2の一部になっていくのでしょう。

とある番組で平出さんが、「誰も通ったことのない登山ルートを行きたい。誰かが通ったことのある道は、写真や映像が残っていて登り方がまるで指定されているような感じがして自分は魅力を感じない。以前は、普通の登山ルートを歩いていたけれど、目の前を歩いている人を追い越そうとしている自分がいて、僕は枠の外に出て自由になるために登山を始めたのに、またここでも同じようなことをしている。だから未踏ルートを行く。」そのようなことを話されていました。
それから、誰も通ったことのない道を歩く登山家になったそうです。

もう私としては!!
日頃から、自分が言語化できないまま子供の頃から抱えている感情そのものだったので、ものすごく納得しました。

例えば、マラソン大会、人ぞれぞれ、目標はあるし人は人として・・・
頑張っている全てのランナーへのリスペクトは大前提の上で。

私は、これから先も、みんなが履いている有名ブランドの厚底スニーカーを買うこともないし、それを履いてスピードを狙うこともないし、例えばサブ4やサブ3,5を超え、自己ベストを更新しているようなスタイルのマラソンは、一生やらないと思います。年齢を重ねていくのに、自己ベストタイムを更新していくマラソンは、私にとっては、単純に身体と精神へのダメージが大きい。たくさんのランナーが挑戦しているし、タイムを達成しても、まだまだ距離もタイムも上には上がいる世界。

②学校で競争が嫌いだったのに、大人になってそれができるはずがない。

競争が得意な人はたくさんいるし、その背中や生き様を人に見せていくことで、周りの人に勇気を与えられる選手はたくさんいる。

私も、好きなスポーツ選手や格闘家がいます。
これから、世に出ていってほしい応援している方も、市民ランナーもいます!

でも、私には、もっと違う役割があります。
若くて強かったら、そんな世界に一度はチャレンジしたかったかも〜!?

だからスポーツ選手は超リスペクトです。その上で・・・



③私の目標は、一本歯下駄ippon blade369で少しでも長い距離を楽に走ること。

日本の歴史文化を体現を通して、株式会社TENARIの事業として社会貢献していくこと。

一人でも多くの人が、日本の履き物で走るというスタイルのランニングがあることを知ってもらえたら嬉しい。

タイムや距離の結果じゃなくて、気持ちよく、楽しく!完走できればOK!
(時に、苦しいが・・・笑)

そんなファンランがあってもいいんですよね。

日本の職人の技術、伝統が、様々な形で残っていく。

日本は、本来、ファンタジーな国だから。

ippon bladeで走ることは、身体と心が磨かれていくこと。

人として成長していくこと。

結果のために、身体と心を犠牲にはしない。

元々、私は身体が強いタイプではないので、厚底スニーカーで速く走る練習に耐えられる身体じゃありません。

3ヶ月も練習したら、即、生理が止まったり膝を故障すると思います。

かといって、自分の身体と心を養生しすぎる。

っというのはどうも合わないし、そんな人生はつまらないので、年齢を重ねても、自分なりのチャレンジを永遠に続けます。

④身体が元々、弱かった私でもできるのだから、誰でもできる。


以前、一本歯下駄で走った50kmは超えて、次は60kmにチャレンジ。

最終的には100km完走が目標です。

男子で100kmは、走った人がいますが女子はフルマラソン以上の距離は未達成のままです。

それを成し得た時の、自分の身体の状態、例えば月の生理や、健康状態や精神状態も含めて、私はどのような人間になっていくのか?それを知りたい。

もちろん、やっていく過程で、どこか痛くなったり、生理のリズムが崩れたり、多少はあると思う。

だから、小さな変化を見逃さず、目標にとらわれ過ぎずに、軌道修正しながらコツコツと続けていく。

人は人。自分は自分。

ippon bladeで走り始めて3年。
始めた1年目で、ランニングをしたこともない私がいきなり一本歯下駄で50kmを完走したので、たくさんの女性が「私も一本歯下駄でフルマラソンを走りたい!」っと、TENARI にきてくれました。割と簡単にできるように見えたのでしょう。

みんな練習に来たり、頑張ったりした時期もあったけれど、ほぼ9割の方は、いつの間にかいなくなっていました 笑!

もちろん、私の教え方が悪いのかも?
厳しすぎたのかも?

色々思うこともあるけれど、でも、やっぱり継続できる力があれば、フルマラソンまでじゃなくても、10kmやハーフぐらいは走れただろうし、何より身体機能のベースが、かなり上がっていたと思います。
もったいないなぁと思います。
でも、1割の人が残りました。充分です!

④「やりたい!」っと思ったことを、例え小さなことでも、続けるのは本当に難しい。

途中でやめたくなる過程が誰にでも用意されている。

多くの人は、途中で諦めます。

誰かに厳しいことを言われたから。

思うように出来なかったから。

どこかが痛いから。

理想と現実のギャップに耐えられないのだと思います。

でも、その中でもバランスってとれるのですよね。

完全にやめずに、強度を変えてみたり、気分転換したり、余白を用意して、とにかく細く長く続けていくこと。

コツコツやっている人だけが、続けられる人だけが、「誰も歩いたことのない道」を歩けるようになっている。

ただ、それだけのシンプルなことなのだと。

平出さんは、誰も通ったことのない道、孤独な道を選び続けた方。

そして、様々な葛藤、失敗、例え凍傷で足の指を失っても、軌道修正しながら、過ちをきちんと次に活かし、やめなかった。

誰も歩かない道を歩くという道を、継続し続けた。

残された家族の想いなど、考えて想像はするけれど、周りの人が、勝手な想像で判断できないほどの絆が平出さんご家族にはあるように思いました。

こうしてたくさんの人に考えるきっかけを与えてくれた平出さんの生き方。
私も、その一人でした。

世界中にこれだけの人がいて、これだけの個性がある。

たくさんの人がやることを、あえてまた自分がしなくても、本当にいいと思います。

⑤探せば、誰にでも「自分にしか歩めない道」がある!


誰も成し得ていないことは、誰もやっていないので、教科書はないし前例はないしノウハウもない。

参考になるものがありません。

正解か不正解かもわからない。

だから、面白い。

実験していくその過程の姿だけで、人は勇気をもらうものだし、年齢を重ねても死ぬ直前まで、私はそんな生き方をして、ポックリ死にたいと思います!

平出さんに比べたら、私のチャレンジは命が関わるようなものではないけれど、次は京都・丹後ウルトラマラソン60Kmに一本歯下駄ippon blade369でチャレンジします!!

もちろん、タイムは狙う余裕はとてもないので完走狙いです。
ippon bladeで30Km以上走るのは、女子には、マジで足が重いです!笑

30km以降から、ほんとに足が上がらなくなります 笑。

最高気温34℃ほどになる完走率約50%を切るウルトラマラソン。

エントリーしているランナーは、皆、暑い中で猛練習して挑み、そしてリタイアせざる得ない状況に追い込まれるので、本当に厳しいレースです。

ippon bladeでの走行は、技術、筋力、スタミナ、精神力、すべてが必要になるので、今の私では、正直、全然厳しいかなという感じです。

あと一ヶ月半、暑い中、みっちり準備して少しでもダメージ少なく終えられたら良いなと思うので、残りの日々を大切に過ごしたいと思います。

いつも応援してくださる皆様、本当にありがとうございます!

ぜひ、ここまでハードなチャレンジは皆さんしなくて良いと思いますが、ちょっとでもippon blade走れると、相当楽しいし、全身ゴム毬のような弾力になって弾む!巡る!健康体になるので・・・

一緒に、ippon bladeをやりましょう。

TENARIでは、初心者さんからアスリートや各分野のプロフェッショナルな方々まで、通ってくださっています。

対面でもオンラインでもあるので、ぜひ、タイミングがきたら。っと、思わずに、一度思い切って体験してみてください↓





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