大原美術館に行って「喫茶店ルノワールでもっと頑張れそう」と思った話。
地元倉敷に帰省しているので、友人と会った後、馴染みの大原美術館へ♪
大原美術館は日本初の西洋美術館なのです!
芸術には全く詳しく無いのですが「美術を理解しなくては!」みたいに変に構えずに楽しめているのは身近に大原美術館があったおかげだと思う。
小学生の頃から何度来たか分からないのだが、毎度違う絵の前に長くいたり、違うことを感じたりするのが不思議。
今回はジャシパー・ジョーンズの「灰色の国旗」とピカソの「頭蓋骨のある静物」をずっと眺めていた。
芸術家になるのではなく、芸術家でいる
By ジャシパー・ジョーンズ
↑1/2の美観地区・大原美術館前はいつもより混雑。白鳥可愛い。
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そして、今回は初めて音声ガイド付きで回ってみた。
一つ一つの絵について習ったような、どこかで読んだような気もするけど、忘れていたので、改めて解説聴きながら回るのも良かった!
解説読んで思考に走るより、耳からふわっと情報入れる方が絵画は楽しめるな、と今更知った。
で、ルノワールの話。
大原美術館にあるルノワールの描いた裸婦像「泉による女」が明るくて瑞々しくて好きなんだけど、こちらなんとルノワール73歳の時の作品。
78歳で亡くなる5年前、すでに印象派として認められていて、大原美術館に収めるための絵を依頼されて描いた絵だ。
(↑「泉による女」見られます)
重いリュウマチを患って、筆を持つ力が弱ってしまったにも関わらず手に筆を包帯で縛り付けて描いたのだそう。
もう十分認められていたので描くことを止める、断ることも出来たろうに、その情熱、かっこええ。
喫茶店のルノワールがこのルノワールからつけた名前かは存じないのだが、仕事をしにルノワールによく行く私。
だいたい「まだ仕事が終わらない〜。でも絶対今日中にやらないと(泣)」と夜に作業するときにルノワールを利用することが多い。
そんな時はあの裸婦像を描いたルノワールの情熱を思い出し、私なんてまだまだ、と作業にいそしむことにしようと思う。
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(倉敷美観地区gallery)
(おしまい)
新年一緒に初笑いしましょう!
絵画を楽しむのもまたマインドフルネスだなあ・・・
ビジネスパーソンのための
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1/17(金)19:00-21:00 (18:30開場)
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