なーんもうまくいかない日のおまじない。〜In for me,Out for you.〜
昨日は20名弱の学生さんが社会人の一サンプルとして、私の話を聞いてくれるオンラインイベントがあり、「どうしたらそんなに明るくポジティブでいられますか?」「すごく人生がうまくいっているように見えますが、どうしたらそうなれますか?」と聞いてくれた。高学歴だったり、10代の頃からこんなオンラインイベントを見つけて参加できるような学生さんたちの方が、私にはよっぽど"うまくいっている"ようにも見える。そこで「うーむ。何を持ってうまくいっているって言うのかなー」と呟いてしまった。その時は、その議論を深めると時間が無くなってしまうと思ったので、「私はよく失敗するし、できないことが沢山ある。だからこそ、ポジティブでいるための研究をずっとしてるのさ〜。」って話をした。で、落ち込んだ時にやっていることをnoteに沢山書いているので読んでね〜と宣伝しといた(笑)
そして、イベントはオンラインと思えないほど高い熱量で終わり、興奮と安堵から一夜明けた本日。
「ん?今日なんか調子が違うなあ・・・」なんとなく予感はした。
体調は普通なのだが、なんだか頭が冴えないというか。いつも自分のことを自分で観察するので、そういう変化には敏感だ。無理せずいこう、と思った。
そしたら案の定、以前から楽しみにしていた憧れの人と直接話せる機会のzoomセミナーは17:00〜だったのに、どうにも眠くてカメラとマイクオフのまま寝落ち。目が覚めた時には終わっていた。たまには人が作ったご飯でも食べようかと思い、近所のテイクアウトできるお店に電話したら今日は売り切れ、じゃあそうめんチャンプルでも作ろうかと思ったらシンクにそうめんをブチまけ、鍋が焦げ付き火災報知器が鳴る始末(笑)
当たり前のように、やるべきことが進まない。トホホのホ。
It's not my day.ってやつだ。
外出自粛生活になってから、基本は家で生活するので、自分がコントロールできることが多くて幸福度は上がっているように思えたのだが、こんな家の中に自分しか登場人物がいなくても、ついてない日というのはあるものだ (笑)
あーこんな時こそ。心のポケットから取り出す言葉がある。
"In for me,Out for you."
夏にZen2.0という鎌倉で行われたマインドフルネスなイベントで、京都大学大学院の岸本さんの「マインドフルネス&セルフコンパッションが導く心のつながり」という講演で知った言葉だ。
セルフコンパッションとは自分への慈しみの心。それを育むワークショップで、呼吸の瞑想をしながら、岸本さんが優しい声色で囁いていてくれた。
※心地よく聞いていたので、そもそも実は間違っていたとかだったらごめんなさい。
In for me. (自分のために吸い)
Out for you. (他者のために吐く)
今日は呼吸をしながら、この In for me,Out for you. を心の中で何度も呟いた。そうすると、あら不思議。事態は何も変わっていないのに、優しい気持ちになる。小さな頃、雨の日、濡れて帰ってきた私を、パートが休みだった母が迎えてくれ、大きなバスタオルで包んで拭いてくれた時のような。
改めて、うまくいくって何だろう? 今日は一般的にはうまくいかない日だったけど、 In for me, Out for you. できる私は、とてもうまくいっている気もする。この言葉を知っていただけでも、とてもうまくいっている気がしたのだ。
In for me.
Out for you.
やってみてねん。
(おしまい)
明後日、ガイアックスさんでマインドフルネス・セルフロミロミセミナーしまーす。
🌺マインドフルネス・セルフロミロミ🌺
4/29(水)10:30〜11:45
(ハワイの伝統的マッサージをご自身で)
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