脱・察して女子「〜してくれると嬉しいな」
私は今、NLPというコーチング手法や、NVCという相手に寄り添ったコミュニケーションの手法を学んでいます。その両方に共通しているのが言葉を扱うということです。
もともと人に寄り添うコミュニケーションに苦手意識がありました。
良かれと思って言ったつもりが傷つけてしまったということもあり、自覚もあったので解決したい課題でした。
そこで様々な本やセミナーでコミュニケーションの手法を学び出したのです。そして、今は前述の通りNLPやNVCを学んでいます。最近はパーソナルでのライフスタイルコーチやファスティングコーチ、マインドフルネストレーニングなどの機会も増えてきたため、早速役立っています。
そこで、学んだことを総合して・・・
私がすぐに誰でも、特にプライベートの場面で使えると思う言葉がこちら。
「〜してくれると嬉しい」
一般的に、日本人女性は何か相手にしてほしいことがあっても、「察してよ」「言わなくてもわかってよ」と思ってリクエストを出さない、と言われています。でも、リクエストを出さないとわからないんです。欲しい現実は手に入らない。相手には、言わない=現状で満足している、と捉えられてしまいます。
そこで、例えばこんなふうに上記の「〜してくれると嬉しい」を使ってみてください。
例)映画の前に、旅行に着ていく服を一緒に選んでくれると嬉しいな。
これは「〜してよ」「〜してくれない?」「〜してほしい」と違って、「嬉しい」と自分の感情を述べています。この嬉しいという感情は誰にも否定できない事実です。
あなたを大事に思ってくれる人であればあなたに嬉しくなってほしいので、やってあげようかな、と検討はしてくれるはずです。この言い方に変えるだけで実際、かなりリクエストが通りやすくなります。
ポイントは相手が何をしたら良いのかがわかりやすいことです。分かりやすく伝えるためには、自分自身がどうなると嬉しいのかがわかっている必要があります。(自分もわかってないのに、察してよ、なんてエスパーと付き合うしかないです。)
相手は乗り気になれなかったとしても「はあ?無理。」と言う塩対応はせず気持ちは受け止めてくれるはずです。(気持ちすら受け止めてくれない場合はそもそも大切にされていないので離れても良いかと・・・)
言った本人も気持ちを伝えた、受け止めてもらえた、ということである一定の満足感は得られます。そして、代替案を出してくれるなど、建設的な会話ができるようになります。
こうして、きちんとリクエストを出し続けていくとリクエストの出し方も上手になっていき、より採用されやすいリクエストを出せるようになります。
すごく些細な違いなのですが、人に頼るのが下手で自分で抱え込んだ挙句に爆発する方や「察してよ女子」の方は、家族やパートナー、友達・・・日常の色んな場面でよかったら試してみてください。
(おしまい)
ビジネスパーソンのための
"ありたい自分"になる マインドフルネスワークショップ
1/17(金)19:00-21:00 (18:30開場)
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