たりないふたりのドラマ「だが情熱はある」に期待していること
オードリーのファン歴10年以上のあやおり子です。
先日、南海キャンディーズの山里さんとオードリーの若林さんのユニット「たりないふたり」のドラマ化が発表され、タイトルが「だが情熱はある」であることが発表されました。
私が見てきたオードリー史がそのままドラマになることを思うと、とてもワクワクします。
山里さんのエッセイの内容にも関わってくるということで、どういった視点で物語が展開されるか、楽しみにしています。
役者について
これを書いた時点では、若林さん役をキンプリの髙橋海人くん、山里さん役をSixTONESの森本くん役になることを発表されたばかりです。
個人的な意見としては、「だが情熱はある」が単なるたりないふたりの身内の話で収まってほしくないと思っておりました。
なので、CreepyNutsやリトルトゥースと噂される成田凌さんあたりがやるのではなく、もっと意外性のあるキャスティングがいいと考えていました。
そのため、若林さんは比較的背が低くて可愛い系の人という意味で、ジャニーズのだれか。
山里さんは背がすらっとした俳優さんがいいと思っていました。
なので、ジャニーズのW主演は予想していませんでしたが、おおよそ予想通りといったところでしょうか。
「だが情熱はある」では「売れた後」のことを重点的に語って欲しい
10年来のオードリーファンとしては、「売れた後」のことを重点的に語って欲しいと思っています。
芸人さんの話は、下積みから売れるまでがゴールとして話が進む傾向が強いと思うんです。
それはオードリーも例外ではなく、金スマのオードリー特集で取り上げられていた内容も下積みの話が中心。
きらびやかなショーパブの中で漫才をする姿は画面映えがあります。
春日さんのボクシング話や、2007年のM-1の準決勝敗退して絶望。
そこからのおもしろ荘でのテレビ初出演。
翌年のM-1の敗者復活で勝って大ブレイク。
まさに、ドラマチック。
しかし、オードリーの魅力は売れてからだと思うんです。
売れた後のことなんか全く考えていなかったオードリー。
マネージャー(つまりDちゃん)の期待を寄せて、再出発をする。
しかし、番組(ミレニアムズ)失敗で夢も希望も砕け散る。
それでもひたすら前を見続ける。
下積み話とは打って変わって、報われない泥臭い話ばかりですが、それはそれで人生ドラマであるように思います。
もちろん、それは山里さんも例外ではありません。
むしろ、山里さんは売れてからが物語の本番。
早々に売れた南海キャンディーズは、しずちゃんが女優として売れるにつれて、コンビ仲が悪くなっていきます。
しずちゃんのボクシングデビューをきっかけに、南海キャンディーズは完全にコンビ活動休止状態。
そんな中で、若林さんと出会うところから、たりないふたりの物語が始まります。
これまでの芸人さんのドラマで語られてきた「売れること」そのものを目指す話も面白いですが、それだとM-1の競技化によって生まれた人生ドラマの話に終わってしまい、他のコンビにも当てはまる話になります。
しかし、「だが情熱はある」ではタイトルのように、売れ続けるための努力や苦悩にフォーカスがあたるようなドラマであってほしいです。
人生の勝ち組になっても、妥協せずに努力し続ける人生ドラマ
私は、「ジャニーズ = 人生の勝ち組」ではないと考えています。
だって、23歳と25歳の男の子って、人生これからじゃないですか。
なのに、人生の勝ち組とか負け組とかを決めつけるのって失礼だと思うんです。
そもそも、ファンじゃない人からすれば、オードリーや南海キャンディーズも「人生の勝ち組」です。
私にとって"たりないふたり"は、「人生の負け組のサクセスストーリー」ではありません。
「人生の勝ち組になっても、妥協せずに努力し続ける人生ドラマ」だと思っています。
そのため、"たりないふたり"を演じることにより、今後の人生の糧にできる若い人として、ジャニーズを起用する意図であってほしいと思っています。
他の芸人では語ることが難しい、"たりないふたり"でしか語れないドラマを見たいと私は思っています。
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