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初めての商品について

こんにちは。

フルタイムで医療事務の仕事と主婦業をしながら、自分のニットブランド・リングピローの専門店「ayane」を立ち上げた(立ち上げようとしている)26歳です。

ブランド立ち上げの経緯はこちらから↓

先日、自身のブランド「ayane」初となる商品が完成しました。


題して「circle crochet ring pillow」です。


このデザインは、実際に自分の結婚式用に作ったものをアップグレードさせたもの。
とってもお気に入りのデザインです。

直径約26cmのドイリーレースから作ったリングピローは、手に持つとクッション周りのレース部分がふわりと垂れ下がるデザイン。

結婚式の準備中、自分でリングピローを作ろうと思った時に「なんとなく、垂れ下がった方がウェディング感があっていいな」と思って作ったデザインですが、
何で垂れ下がった方がウェディング感があるのかって、花嫁さんのドレスみたいだからだ!!と今になって気づきました。

扇子や傘が縁起のいいものとして知られるように、まあるく広がるリングピローは二人のお祝いの場にぴったりだと思いませんか?


リングを置くクッションの周りには、シルクの極細糸で編んだ「ウェディング・フラワー」をぐるりと。
結婚式に相応しく、可愛くも高級感のある仕上がりにしたいと思いました。
ニットはどうしても、手作り感によるカジュアルな感じが出やすくなります。(フォーマルシーンではニットはあまりメジャーではないですよね)

細い糸であればある程、繊細に・上品な雰囲気になります。
土台もある程度細めのレース糸で編んでいるのですが、お花になってくるとひとつひとつが小さいので、同じ糸で編んでしまってはどうしても「ゴツく」見えてしまうのです。

そこで、お花用に更に細いシルクのレース糸を探したのですがなかなか理想の細さ・色のものに出会えず…
コットン素材ならあったのですが、シルクによる艶やかな表情を出したかったので、「シルク素材のミシン糸」で編んでみることに。

縫い糸を編むのは初めての試みだったのですが、意外といけました。
ミシン糸の中でも#30の太番手を使ったのですが、きっと世の中には#60や#90の細番手でもスイスイと編む強者がいるのでしょう…

花びらは何層にも重ねて、少し内側に丸まる用に編みました。
縫いとめる位置は中心のみにして、立体感が出るように。

土台のレースがドレスなら、周りのお花たちはブライズメイドに見えてきました。
自分の結婚式に際し感覚で作ったものを、後からどうしていいと思ったのか、新しい発見をしながら改めて作るのが楽しかったです。

頑張ってECサイトとInstagramも作りました。
まだまだ発展途上なので、更なるサイトやの作り込みや商品企画を頑張っていきたいです!

インスタ:https://www.instagram.com/ayane_knit/


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