【書籍化の夢】【経歴】【生い立ち】【ビジョン】 矢内綾乃の「夢を叶えるまでの本当の話」 No.018
矢内綾乃@リケ女社長です。
この取り組みは、「先生!ぜひ、先生のやって来たことを書籍化しましょうよ!」と声がかかった時に、「あ、もうできてますよ!」というための取り組みです。
もっと言うと、何か継続して書きたいなと思いました!(正直)
ということで、書籍化の依頼が今日来たという想定で、
【経歴】【過去の振り返り】【山あり谷ありの起承転結】【これからのビジョン】を書き連ねて行きます。
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・激動の本社勤務→子会社化
新卒で入った最初の半年は、とてものんびりしていました。
NECユニバーシティにて研修を受けて、17:15の定時に帰る。という毎日を過ごしました。同級生とめちゃくちゃ飲みにいきましたね。
秋から配属され、ガラッと生活が変わりました。
開発事業部は、大学の研究室がそのまま会社にスライドしたようなテンションで、朝から晩までパソコンの画面に向かってひたすらタイピングをしているのが当たり前の方々ばかり。
業務時代は興味があるし、面白いのですが、座りっぱなしの3年目で腰が痛くなってしまったり、運動不足には悩まされました。
夜社員寮に帰ってベッドに入ると、頭はぐったり疲れているのだけど、業務で気になることも山盛りだし、体は疲れてなくて、よく眠れないことも多々ありました。
新入社員から3年目までで、一番衝撃だったのは、半導体事業部が子会社化されたことです。
大学時代の就職活動の時に、特に、この会社のこの分野がいい!!という将来がなかった私は、先輩の「大手の本社に入っておけば間違いないよ」という言葉を信じて入ったのに。。。
子会社化したことで、待遇が変わったとか、給料が下がったなどということは一切ないのですが、「有名大学」とか「本社社員」というようなネームバリューに囚われていた当時の私は、安心を奪われたような気持ちがして、とても不安になりました。
自分では変えられないもの、時代の荒波、会社の都合、で人生はどんどん変わってしまうのを感じた出来事でした。
・人生の転機となる後輩とのやり取り
「あやのさんは、本当にこのままでいいんですか?」
ある、寮に帰宅した人の24時過ぎに、寮の一階の談話ルームで、1つ後輩に言われた一言です。
唐突な質問に、私は答えられなかった思い出があります。
その質問をした後輩は、当時、会社の仕事はきっちりこなしながら、土日祝日を使って将来のために、会社のスキルアップ以外の、起業や資産形成するための勉強をしていたようです。
その方からみて、毎日寮生と飲み会をしたり、寮対抗スポーツ大会を開催したり、寮長として避難訓練を企画したり、エネルギーは有り余っているけど、方向性のない私を見かねての質問だったのかもしれません。
しかし私は、自分を否定されているような気がして、
「いいよ思うよ。大学生の時は授業料を払って勉強していた物理やプログラミングを、今は生活費を振り込まれながら学べているから、世の中の人と比べてラッキーなことだと思う。」と答えました。
すると、その後輩は、
「あぁ、だからあやのさんは、その位置にいるんですね」
と言ったのです!
(「その位置!?どの位置!?なんかわからんけど、失礼!」)
と思った私は、
「じゃあ自分はどうなのよ??」
と聞き返しました。
その後輩が言うには、
「僕は今、この仕事も最高だなと思って一生懸命やっていますが、それ以外でも10年後に向けて、準備をしています。生活費でいっぱいいっぱいな人生を変えて、もっとお金を増やしたくないんですか?」
といいだしたのです。
お金を増やす?と聞くと、自動的に怪しい投資ばなしをするのかな?とか、やり方が全然わからないからイライラする気持ちが入り混じる中、
「どうしたらいいかわからなくない?」と言うと、手に持っている一冊のビジネスをがおすすめだと言っていました。
ちょうど読み切ったそうなので、
「じゃあ貸して〜」と言うと、
その後輩は、、、!!!
「いやです!」と言うのです。続けて、「本も投資の一部ですから、自分で対価を払うからこそ、絶対ものにしてやれ!という気になるんですよ!」と力説していました。
お金が惜しいというよりは、四畳半くらいの狭い寮のワンルームには、一切いらないもを増やさない!というポリシーを持っていた私は、
「じゃあいいや」
と、その人と話すのをやめました。
否定されたようなとても嫌な感じがしたので、それかは半年間、一切口を聞くのをやめてしまいました。
誰とでも仲良くするタイプの私を、そこまで感情的にさせたのは、ある意味すごいと思います。
なぜなら、誰にも相談できなかったけれど、実家の問題もジワジワと肥大化していて、お金の問題に関しては、気になりすぎるほど気になっていましたが、同時に感情を逆撫でされるくらい、どうにもならない絶望も感じていたのです。
そんなやり取りののち、しゃべるのをやめました。
そして、その後輩は、いつの間にか激変をしていたのでした。。。
No.019 につづく
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