オトナ・コンプレックスに抱擁を
ピンクの良さに気付いたとツイートした裏には、ピンクという色に対して、それまで好きでも嫌いでもない期間があって、更にその前は大嫌いだったという逆説的な意味が込められています。
大人はより慎重に、自分が他人に与えるイメージを決めている節があって。
カラーバランスや配色など、日々のコーディネートで気を付けていることは案外、無意識に選んでいることが多いのではないでしょうか。
潜在意識の中で、その人に本来似合うであろう色が、自分が他者に与えたくないイメージと被ってしまう場合も多く、選ばないだけなのかもしれません。
今回はそんな、色にまつわるコンプレックスについて。
私が抱く、ピンクのイメージ。それは。
『若く見られてしまう色』。
愛らしく、甘く、若々しい印象を与えるピンク。
他人から見える『可愛らしい』から脱却したい。
クールな青系が好きだったのはそのためです。
私は小さな頃から、実年齢より下に見られてしまう顔立ち。
最終到達地点は151cmというミニマムな背。
女性は誰しも、若く見られたい願望があると思われがちですが、
私の場合はずっとそれが『ノー』でした。
その手のエピソードは枚挙にいとまがないのですが、
結婚して会社を立ち上げた際も、28歳という実年齢に対しても。
周りの印象は『若い』でした。
若さを武器にする器用さなんて、全く持ち合わせがなかった私。
ですが裏を返せば、『年齢や外見で人を判断しない』という教えに一番背いていたのは、固定概念でがんじがらめになっていた、
他ならない私でした。
ピンク=愛らしく、甘く、若々しいイメージ。
でもそれは、私の中の一番認めたくなかった部分。
許せないからこそ、目を逸らしている部分。
日々様々な経験をしていく中で、
これまでの自分を見つめてみたら、ただ、肩肘を張っていつも自分を大きく見せようと、そのことに躍起になっている自分がいたこと。
まるで身体に合わないダブダブの制服に身を包み、大きくて重いランドセルを背負った、小さく華奢な小学一年生みたいな自分が、そこに見えたんです。
ピンクの良さに気付けたのは、
そんな自分を、ただただ認めてあげることでした。
認めてあげたら不思議と、ピンクの持つ
『肌を明るく見せ、ちょっぴり気分を上向きにさせてくれるけれど、リラックスできる色』
という側面に気付き、そこから固定概念を崩すことが出来ました。
色の持つイメージを自身で自在に操れたら、もっと視野が広がると思いませんか?
3wayリュック フェアウェイのペールピンクは、今や結構な頻度で持ち出しています(笑)
良ければ覗いてみてくださいね ↓
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頂いたサポートは私の心の栄養剤として、リラックスできるものに使わせて頂きます。