見出し画像

個展「光をたたえる」初日と二日目の在店を終えて

個展「光をたたえる」がはじまりました。
初日と二日目の在店を終え、今は東京の片隅でこれを書いています。
三年目にしてようやっと叶った在店でたくさんの人にお会いし、言葉を交わすことができて、ここにあたたかな実体と実体を持ち寄っていることに圧倒されずっと胸いっぱいでした。足を運んでくださった方々、声をかけてくださった方々、ありがとうございました!

「上手く言葉にならないですが、」と話してくださった方のお顔をいくつも思い浮かべています。
上手く言葉にならない、詩のことはわからない、そうやって「上手く言葉にならないこと」そのものを伝えてくださることがとてもうれしく、わたしもまた上手く言葉にならないまま、そのお姿を、瞳に宿る今ここの光を、見つめています。
なにもかも言葉にならない。できない、したくないから、もうずっと、詩というすべに留まっています。
言葉にならなくても、ただあなたが目の前にいること。ここに来てくれたことが圧倒的で、すべてはここにあるのだと頷けます。ひとときを交わすことはこの星で生きている人としかできない大事な遊び。どんな道を辿りここまで生きてきたのか互いに知ることはなくとも、ここで一瞬でも出逢えたことはちゃんと残るから。だから、ここに来てくれてありがとう。

今回の展示作品たちについて、やはりまとめるような言葉は出てこないのですが、見に来てくれた方々の言葉が描いている景色や事象が、言葉にならないものたちを照らしてくれます。すこしだけ紹介させてください。

「光をたたえる」展示作品は66点あります。
こちらをオンラインショップにすべて掲載いただける予定です。
(※すでに旅先が決まったもの(売約済み)のものもあります)
ただし、詩の全文を読めるものは極々一部です。
新刊に入っていないものもあります。(「金色の光をたたえる」シリーズすべて)
お時間ゆるす限り、サニーさんにて読んでいただけることが一番のよろこびです。
店内入店制限があることもあり、週末や最終日は入店をお待ちいただく可能性もありますが、どうかお店までお越しいただけるとうれしいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?