マガジンのカバー画像

活動報告

68
活動のご報告をちいさくやります
運営しているクリエイター

2020年12月の記事一覧

2020まとめ

あれもこれも2020のことだと思うとふしぎな感じがする。 昨年の今頃とは住まいも仕事も違い、怪我によって体も変容を体験し、抱いている夢や疑問ももちろん違うものになった。もともと「代わり映えのしない一年」というものに久しく出会っていないので、順当だとも感じるけれど、気がつけば遠くまで来たなあとしみじみ。でも「変えた」とか「変わらざるを得なかった」というより「やめてみた」とか「選んでみた」という感覚。実際今は、入り口にいるような気がしていて、たまに心細い風が吹いたりもするけれど、

12月の活動報告と1月の兆し

今起こっていることは、今より前の時間の実りであり、これから先の時間の兆しでもあると考えるのですがこの頃は特に兆しの要素をひしひしと感じていて。自分が勉強したいと思っているものを勉強しはじめるひとを偶然見つけたり、内側の中心で感じていたテーマについて目の前のひとが話し始めたり。ふしぎだ。「わかる~!」とか「同じようなこと考えてました」という言葉では足りないほどのシンパシーを感じるとき、動揺すらしている胸の内を明かしきれないことがもどかしい。とにかく、なんだか、兆しの中にいます。

手紙を書くこと

手紙を書いていると、ふいにお返事の手紙をいただきます。 懐に飛び込んでくるようなやわらかでやさしい言葉たちが、いろんな町から。 手紙の企画(「星渡りの便り」)は一対一のものだと思ってはいますが、別の角度から見たらわたしはわたしを語ることをたくさんの人に聞いてもらっているということでしょう。 (いつだって、なんだって、もうずっと、そうかもしれない。むしろそれ以外のことがあるだろうか、) それでも、こうして手紙を受け取るとわたしはあなたがあなたを語ってくれることがうれしい。 あり

12月の星渡りの便りについて

2010年12月に『別の星から降ってきたみたいだ』というzine(ジン)を作りました。略して別星(べつほし)と呼んでいます。 2007年から2009年、主に高校生だった頃に書いた日記みたいな言葉と、コンパクトデジタルカメラで撮っていた写真を20歳の私が編集し作ったはじめての本です。ここから本づくりのおもしろさにのめりこみ、書くことのたのしみと読んでもらえることのよろこびを知り、気がついたら10年経っていました。 2020年12月、30歳になった私が10周年をお祝いすることに