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事業者が産業支援機関を活用するメリット

こんにちは!
静岡県の中小企業診断士、大滝綾乃(オオタキアヤノ)です。

6月も終わりですね。新年度から3か月が経ちました。娘の小学校でもプールが始まりました。いよいよ夏ですね!

先週投稿した記事はたくさんの方に読んでいただいております。ありがとうございます。皆様の『スキ』は大変励みになります!

先日も東伊豆にある河津町へ行ってきました。晴れていたので海がきれいでした(残念ながら写真は曇り空です)。伊豆は夏に観光客が増えます。電車には観光客らしき人が多かったです。途中下車した熱海は観光客でいっぱいでした!

電車から撮った伊豆稲取辺りの海です。撮ったときは曇っていました(:_;)
少し早いかき氷です☆

さて、先日ようやく、『経営革新等支援機関』に認定されました。最近の国の補助金(事業再構築補助金など)はこの『経営革新等支援機関』と連携して事業計画を作ることが必須となっています。

この『経営革新等支援機関』に認定されるためには様々な要件があり、例えば決算期を迎えていない中小企業診断士事務所は対象になりません。私は独立2年目で、ようやく決算を終えたため、『経営革新等支援機関』に申し込みました。

それまで認定を受けていなかったため、再構築補助金等の支援は商工会議所・商工会などの産業支援機関や金融機関からの紹介で、企業の支援を行ってきました。私も以前は産業支援機関にいて、商工会議所・商工会、他の産業支援機関と連携して企業の支援を行ってきました。産業支援機関とは都道府県などの支援の下、地域の産業振興に関する様々な業務を担う財団や商工会議所・商工会等の公的支援機関です。私が独立した後も引き続き連携して頂けて、本当にありがたいと感じています。

今回は皆様に上手に産業支援機関を活用していただきたいと思い、産業支援機関を利用するメリットについて紹介します。

①相談は無料

基本的に産業支援機関での相談は無料です。ぜひ活用してみてください。産業支援機関には中小企業診断士が在籍していることもあります。
相談は、アポイント無しでフラッと行くよりも、事前に電話等で連絡をして、どのようなことで悩んでいるか伝えておいた方がスムーズです。支援機関の職員は、製造業に強い方、サービス業に強い方、創業に強い方、資金計画に強い方など、様々ですので、適切な方にアドバイスを頂いてください。また、支援機関でも、それぞれ得意な業種等がありますから、事前に調べてから連絡することをお勧めします。

②企業支援に熱心な方がいる

私もかつては企業支援に熱心な産業支援機関職員でした。企業に喜んでもらえる支援をすることに仕事の価値を見出している職員が、産業支援機関には一定数存在します。そのような方を何人か見つけ、自社を支援してもらうことが大切です。何人か見つけるというのは、産業支援機関の中でも異動がありますので、支援できない状況になったときのリスク管理です。

③多くの支援制度の情報が手に入る

今はたくさんの機関が支援を行っているため、情報収集に迷ってしまいます。そのような時は、産業支援機関に相談に行くと、自社にとって必要な最適な情報を紹介してくれます。熱心な方だと、自社に合う支援制度が出ると情報提供してくれたりします。熱心な産業支援機関の方と巡り合えたら、定期的に情報交換されておくと、良好な関係を作れると思います。

最後に

最近の産業支援機関は経済対策の施策の実行等で忙しくされています。ですが、事業者の方が、自分が異動しても指名してくれるというのはありがたいことです。たくさんの産業支援機関がありますので、自分に合う方を見つけて上手に活用してください。一番身近なのは地域にある商工会議所・商工会です。成長著しい企業は、様々な産業支援機関を上手に活用していると感じます。
最後までお読みいただきありがとうございました。

夏なので、大好きなひまわりで背景を作りました!


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