【近所の写真屋さんの話】

こんにちは。あやのです☺

うちのすぐ近所に昔ながらの写真館があります。

70〜後半？いや80いってる？おじちゃんなのですが、まあシモのネタがすごい

私が第1子妊娠中

「お！オメデタ！おめでとう！男？女！？」

ありがとうございます☺男の子ですよ〜

「ほう！じゃあ奥さんスケベだな！」

！？

「男の子が生まれる家は奥さんが

スケベなんだよ！ワハハ！」

待って待って何統計どこ統計

だとか痔の話になり(もはや何で)

「女はよーこーやって(ジャスチャー付)

ひっくり返すとすぐ

わかるよな！

飛び出してんだもん！」

おいおい、昼間だぞ

まあ、とにかく昔ながらのとにかくシモを挟むおじちゃん笑

面白いからいいけど

そんなおじちゃんは一応カメラマン。写真館やってるもんね。息子もお宮参りで撮ってもらいました📷

センシティブな内容が含まれますので

苦手な方は閲覧注意で↓↓↓

若かりし頃、とある仕事の話が来たそうな

「原爆事故による奇形児の出産撮影」

そうか。その時代。

放射性物質を妊娠前、妊娠期間大量に浴びてしまった女性。

当時はたくさんいたそうな。

しかし、その、おじちゃんは喜んで受けたそう。

「女性器が見られる！撮れる！

しかもお金貰える！

こんなことは無い！

お金貰える払って見てた

ものが、むしろお金貰って

見れるなんて！

俺は喜んで行ったんだよォ！」

おいおい

でしょ

不謹慎だとか通り越してナニモノって思うでしょ。ツワモノすぎるでしょ。

「当時はよォ、たくさん居たんだよ！

目がひとつ

腕がない

脚がない

耳がない

指がない

その赤ん坊さえ撮りゃいんだもん！

あとは母ちゃんの女性器を

見れてよォ！

最高の仕事だ！」

まぢかよ。

夫婦でほーそうだったんですねぇ

もうそれしか返せない。

「ところがよ当日

出産に立ち会って

撮影行ったんだけどよ

奇形児を見て

失神してしまったんだよ

俺は。

医者に頬を叩かれ無理やり

起こされ

撮影したよ！

いやーありゃビックリしたよ！

女性器どころじゃなかったね！」

まだ言うか。性器への執着。。

そりゃそうだろうよ。と…。

もう二度と受けたくない仕事だと。

今日で3.11から10年ですね。

広島に投下された原爆と比較すると原子力発電所の事故は168倍のセシウムが放出されたとも言われています。

実際におじちゃんの体験談のように被災後の福島県へ何度も訪れている看護師さんのお話もお伺いしたことがあります。

指が4本しかない赤ちゃんも見てきたと。

東京電力による福島第一原発による原子力緊急事態宣言は未だ発令中です。

こんな状況下で税金を使い、本当にオリンピックは開催すべきなのか。風化させてはいけない。決して風評被害ではない。正しい知識を持って自分を家族を守らなくてはいけない。

子どもたちを守らなくてはいけない

先月の地震でも核燃料プールの水位が下がっているとか

一体この十年

この国は何をしてきたのか

私は当時新宿の某古いビル勤務で、4階。めちゃくちゃ揺れました。一緒に働いていた子はお腹に赤ちゃんがいてすごく不安がっていたのを覚えています。

ALTAビジョンに流れる津波の映像は忘れられません。

新宿は日本一帰宅難民が溢れかえった場所でした。とてつもない人人人

電車はもちろん止まり

信号も光らなくなった夜

なんでこんなことに？

でも自然災害だから仕方ない？ 

一体何が起きているんだ？

かく言う私も、政治なんて良く分からないし、

政治のことは政治家任せ

でした

投票にさえ行ったことがなかったんですね。

恥ずかしながら

いろんな人の意識も変えた日であり

今日は本当に忘れてはならない日

近所のおじちゃん貴重な話を聞かせてくれてありがとう

ちなみに「」内のおじちゃんの声量は皆さんの想像の5倍は大きいです

第二子妊娠もすごい喜んでくれたよ

貴重な体験談の話でした