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新しい音楽との出会いは人との出会いにも似ている


人と直接会うことが難しくなったこの世の中。
ここ1年ほどの間、新しい人との出会いはほとんどありません。
友だちと直接会う機会もめっきり減りました。
もともと一人の時間を楽しめてしまうタイプの人間ではありますが、半年くらい続いたところで淋しくなりました。

そうだ!
人と出会えなければ、他のものと出会えばいいじゃない!

そう考えて、ある事をはじめました。
それがきっかけで新しい音楽と出会い、それがまた新たな出会いをもたらし、世界が広がっていきました。
その感覚が、人との出会いにも似ていると感じたのです。

新しい音楽との出会い


人とは会えない中で、変化を求めてはじめた“ある事”とは?

それは、韓国語の勉強です。
もともと英語は勉強していたのですが、別の言語も手を出してみたくなり、はじめることにしました。

その流れで韓国の音楽、いわゆるK-POPも聴くようになりました。

今まで、J-POPの好きなアーティストの曲ばかり聴いていました。
思い返せば、なんで他のジャンルの音楽を聴いてこなかったのか自分でも不思議なのですが。
特に嫌っていたわけでもなく、単純に聴こうと思うきっかけがなかっただけでした。

人生で初めて踏み入れたK-POPの世界。
いわゆる韓流ブームと呼ばれていた時期も、自分の好きな音楽ばかりを聴いていたため、テレビで観る程度しか触れたことがありませんでした。


きっかけはBTSの「Dynamite」です。

(個人的に、ダンスバージョンのほうが好きなのでこちらを貼り付けました。)

韓国語の勉強になると思って音楽を調べていた時、偶然出会いました。
韓国のアーティストなのに、全て英語詞というのに惹かれたのと、純粋に音楽とダンスがカッコいい!
ちなみに他の曲はどんな感じだろう、と軽い気持ちで調べたのがはじまりでした。

すると、日本のアイドルとは異なるダンスのクオリティの高さに驚きました。その上、歌唱力が高いのも素晴らしい。
ステージの上では、プロ意識も高く、ものすごくカッコいいのに、ステージを下りた素の彼らは本当に仲のいい普通の男の子。
このギャップを見ると、ファンが急増しているといわれるのにもうなずけました。

BTSだけではなく、他のグループも、見れば見るほどK-POPは全体的にレベルが高いと感じます。
自分の国だけでなく、世界を視野に入れて活動しているという評論を見て納得しました。

そのため、アメリカやイギリスの音楽番組に出演している映像を多く見かけます。
日本語の字幕がない番組も多いのですが、英語も勉強している身の自分にとっては、この上ないリスニング教材です。
そうやって、多くの英語圏の番組や音楽の授賞式や祭典も見るようになりました。

ひとつの出会いがもたらした新たな出会い


色々な世界の音楽番組や授賞式を見ていく中で、たくさんの洋楽も聴くようになりました。
すると、今度は洋楽にも興味が出てきました。

今まで、歌詞を理解できないという理由で、自然と遠ざけていたのかもしれません。
でも、外国語を勉強するようになったことで、その壁がなくなり、さらに素晴らしいメロディに言葉は関係ないことに気づきました。

日本の中だけでとどまっていた私の音楽の世界が、この1年も満たない期間でものすごく広がりました。

どこの国の音楽であっても、配信されていれば、すぐに聴くことができます。
素晴らしい時代に生まれたことに感謝です。


新しい人との出会いによって、初めての経験をしたり、世界が広がったりしたという話はよく聞きます。
人と会うことが難しくなったこんな世の中だからこそ、他の新しいものと出会うことでも世界を広げることができます。

私の場合、それが音楽でした。

これからどのような未来が待っているかは分かりません。
でも、きっとこの出会いたちが無駄になることはないでしょう。

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