航海日記その７〜帰りたいと帰りたくないの狭間で〜

前回はこちら。

イギリスに来てから早いもので１ヶ月が経過しました。

生活や環境にもずいぶん慣れて、ホームステイ先の部屋はすっかり自分の部屋のように落ち着けるようになりました。

だからなのか分からないのですが、今まではあまり感じなかった"寂しい感情"が顔を出し始めました。

来てすぐの頃はすべてが新しく、毎日が発見で寂しさを感じるヒマがなかったからかもしれません。

今やっとホームシックになったようです。

日本食は１週間で恋しくなったのですけどね(笑)

ふと家族や友だちに会いたいなぁ、とぼんやり考えます。

何より会いたいのは愛しの猫。

フワフワの毛を撫で撫でしたいなぁ。

あちらは私がいなくても伸び伸び暮らしているみたいですが(ちょっと悔しい)

ホームシックになりながらも、一方で帰りたくない思いもあります。

だってここはずっと来たいと思っていた憧れの場所です。

一度帰ってしまったらなかなか来ることができません。それが何より寂しい。

今ここにいる幸せを何度噛み締めたことか・・・。

そう思いはじめると、帰りたくなくなるんですよね。

好きなように行き来できればいいのに。

この、帰りたいと帰りたくないの狭間。

相反する感情もきっと今ここに来れているからこそ。

心の中の真逆の感情に悩まされながら、まだもう少し残っている残りの期間を楽しむことにします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。