100均の粘土でフィギュアを作ってみた
あやの3です。たまに100均の粘土で人形をつくっているのですが、今回は本当に大変だったので記事として残そうと思いました。
これまで作った作品はこんな感じです↓
今回作ったのはこれです!!
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これは、「アイドルマスター ミリオンライブ!」のキャラクター、松田亜利沙ちゃんの「アイドルマスター ポップリンクス」というゲームに登場した時の衣装です。(何のことかわからなかったら飛ばしてください)
これを作り始めたのは今年の2月くらいだったんですが、卒業、就職、引っ越しでバタバタしたのもあって、3か月もかかってしまいました……
完成できてよかった。
こだわったポイント
今回は、今までより等身の高いものを作ろうと決めていました。(これが本当に大変で心が折れかけた……)
この元になったイラストは、動きの大きなツインテールやリボン、広がったスカートなど私が好きなモチーフが沢山なので選びました。自分の手で立体にできて、とても楽しかったです!
(元にしたイラストはこちらです ↓(この衣装の色違いのなかで一番好きなデザインを選びました))
材料
いつもこの粘土を使っています。
ダイソーで売ってる、紙粘土みたいだけどちょっと違うやつです。(100円!)これは手触りがもちもちしてて、手にくっつかないので楽しい。
あとは、軽い粘土なので作ってる途中に重みで変形しない。たぶん。
絵の具はこれです↓
高校の美術で買ったやつをずっと使っています。
作り方
①設計図を書く
今回一番時間をかけた工程、設計図です。こういうの、なんかいっぱい書きこみたくなっちゃうんですよね。実際に作ってると、作る前に形を決めておくことって大切だなと思いました。
自分のこだわりたいポイントとか、作りたい形をちゃんとまとめてから作り始めると、手を動かしやすくなります。(これって仕事みたいですね……)
②粘土で形を作る
これも大変だった!!!!
パーツが多いし、ひらひらしたスカートはちゃんとこだわりたかったし、とにかくちっちゃい……!この手の指とか、もはやどうやって作ったのか自分でもわからないです。
この粘土は、乾くまでは何度も作り直せるので、納得のいくまで作って壊してを繰り返します。乾いてしまうと形を変えられないので、乾く前にしっかり微調整します。
ツインテールが乾かしてる間に重みで変形してたのは焦った……その影響で本来作りたかった形とは若干違うのですが、かわいいので問題なしです!!!
③色を塗る
これも大変だった……(全部大変でした)
パーツが細かいし、色数も多いし、「うわ~~~~~~」ってなりながら塗ってた。
絵の具を混ぜて目的の色作るのって難しすぎる。ほぼフィーリングです。作った色にさらに違う色を混ぜて他の部分に使ったりした。(「色に統一感を出すため……」という言い訳をしながら…(誰に?))
目は納得できるまで時間がかかって、10回以上は色を重ねたと思います。平面でも難しいのに、立体なんて……
でも楽しかった!!!
④土台をつける
これは10分くらいで終わった。
どうやって立たせようか悩んで、いろいろ調べたりしてたんですが、そこにあったゼリーのカップに乗せて、裏から画鋲を刺したら立つのでは?という思い付きでやってみたら立ちました。
これで完成です!やったー!!
感想
物を作るのって楽しいです。
フィギュアがないから自分で作ってしまおうという発想には自分でも驚きますが、自分の欲しいフィギュアが材料費100円以下で手に入るのってすごいことかもしれないな。好きな形や塗り方にもできるから完全に自分好みのフィギュアが手に入ります。(作ることができればですが…)時間はかかるけどそのぶん愛も生まれます。
公式にないから自分のために作る、二次創作ってそういうものなのかもしれないですね。
作り方は完全に自己流です。勉強が苦手っていうのもありますが、自分の思うままに手を動かしてる感覚が楽しいですね。
あと、紙にいろんなことを書くのって楽しいです。
絵を描くときも、そのキャラクターイラストとかいろんな資料とか写真とかを探して、観察して、紙に描いてみるんですが、ただ見るだけよりも頭にインプットされる感じがします。いつも見ているものでも、描いてみると思わぬ発見があったりします。
ここまで読んだあなたも、100均の粘土で遊んでみてはいかかでしょうか!!こんなに細かいやつを作らなくても、手触りがいいのでおすすめです。
あと、この粘土に水をいっぱい混ぜると生クリームみたいになります。ぜひ。
作ったフィギュアは部屋に飾ります。耐久性が心配ですが、壊れたら直せばいいので安心です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
がんばります!