7/15 打ち合わせ

今日は、工務店に家の間取りの打ち合わせに行ってきた。
担当者のSさんと、間取りをどうするか話をした後、天井に勾配を付けるか付けないか、南側の日差しを考えて軒を出すか出さないか等の話をした。私は、リビングと寝室を勾配天井にして欲しいこと、南側の屋根の軒を通常より倍にして欲しいことを伝えると、Sさんから「別途料金になりますが、それでもいいですか?」と聞かれ、私は「かまいません。」と答えた。
その後、全体の費用をSさんから伝えられた。建築費用は、私が考えていた金額より500万高かった。私はここで、ヤバい…高すぎる。支払えるのかな?大丈夫かな?お金が無くなっちゃうと思い、怖くなってしまった。するとSさんが、「Eさん、もしこのまま間取りが今月中に決まり、来月の終わり頃に着工出来たら12月の中旬頃にお家を引き渡せることになります。おうちの引渡し時期が年末年始になるので、引越し業者さんも忙しくなると思います。そして、1ヶ月分だけ固定資産税を支払う事になり勿体無いので、これは上司からの提案なのですが、内覧会を長めに行わせてもらえれば、値引きも考えると言っていました。」と言った。私は、値引きという言葉に反応して、お願いしますと即答しそうになったけど、7/14日曜日の観気旅行中に、Mさんから「あなたのエゴが、飛びつきそうなことばかり見せられているね。」と言われた言葉を思い出して、言うのをやめた。私が、お金の不安を抱いたから、現実世界で固定資産税が勿体無いとか、年末年始で引越し業者が忙しいから、引っ越すのを年明けにして、その分、内覧会を長めにしてもらえたら値引きすると言われただけ。旦那さんは、私が生きていくのに困らないように、お金を遺してくれた。だけど私は、年内に引っ越すと決めていたのに、値引きという言葉に引かれて、自分の望みをまた消してしまうところだった。だからSさんに、「1ヶ月分だけ、固定資産税を支払ってもいいから、年内には引っ越して、年越しは、新しい家でしたいです。」と伝えた。Sさんは、「承知しました。確かに、Eさん仰ってましたね。年内には、絶対に引っ越したい。今、住んでいる家から出たいと。年内に引っ越せるように、頑張りましょう。」と言い、打ち合わせが終わった。
今まで好き勝手に、お金を使っていたけど、余分なものばかり買っていた。見栄を張りたい、凄いって言ってもらいたい、そんな気持ちを優先して、自分が心から望んだ物は買ってこなかった。だけど今回、新たに家を建てると決めたのは、今の家に居るのは辛いし嫌だと思ったから。だけど、私はその気持ちに嘘をついて蓋をした。三年過ぎるまでは…、あの家を手放したら周りに何を言われるのか分からない、そんな言い訳をして四年が過ぎてしまった。EさんやMさんは、旦那さんが亡くした日から、「家を出た方がいい。」「家は、処分した方がいい。」「一年かけて、次はどうするのか考えた方がいい。一年なんてあっという間だよ。」と、ずっと言われていた。あの時、すぐに動いていれば、もっといい条件の場所に引っ越して、人間関係も今とは違っていたと思う。こうやって私は、タイミングを逃して後悔することを選んでいる。
四年が過ぎてしまったけど、動き出したから何一つ後悔することなく、家づくりをしていこう。

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