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闇深い37歳はおごるんですよという話

Twitterでモテコンサルの勝倉ちゃんが(以前Voicyでご一緒したこともあるので、勝倉ちゃんと書かせていただく図々しさ)
こんなことをつぶやいていて

それについて色々議論のツイートを拝見しつつ
私、かれこれ振り返るとあまり好きな人におごって貰った経験はなく
奢ることが8割くらいの人生だったのですが
その持論を振り返るきっかけとなったのでメモとして残しておきたいと思います。

そもそも私の過去の恋愛を振り返ると…

私自身の恋愛を振り返ると、20代になってからの恋愛は
基本的に夢があったり、自分自身のやりたいことを貫きたい
そうした人を好きになることが多く。
「恋愛はお金ではない。持っている方が出せばいい」というモットーを貫いてきたので
20代の頃から「好きな人が幸せであるのであればそれでいいや」と思って、お金を使うことに抵抗もなかったし
逆に自分でビジネスを始めるようになってからは「経営者なのだから払って当然」という場も増えていったので、奢ることが当然であるような場面も増えていったなと思います。

おごりが云々よりも「相手が幸せだから自分も幸せ!」という思考はこの当時の恋人たちのおかげでもてた思考かもしれません。
会社員と付き合っていたらまた違ったのかも知れないけど。

30代になり変わった思考

とにもかくにも、30代に突入してからは思考が少しずつ変わっていきました。自分自身の価値が分からなくなっていった部分も大きくて
「私のような人間(女)のために時間を割いてくださっている」という思考に。
こうなってくるとかなりこじれた話になってくるんですよね。
(自分でこじらせていくんだけど)

逆を言えばお金という対価を払うことで、少しの時間相手にとって不快かもしれない時間を我慢して貰う、そんな思考になっていったようにも感じます。

たとえば「若さ」にフォーカスして話すのであれば
今私は37歳なんですが、年下の男性とプライベートで食事に行くことになれば全額払うし、交通費やお礼も考えます。

そのくらいの対価を払うべきだと思うから。
相手は自分のために時間と労力を割いてくれていて、もしかしたら向こうは「おばさんの相手面倒だな」と思っているかもしれなくて。
少しでもそこで「まあ、美味しい物食べられたから少しは良いか」と思って貰うまでの心理的ハードルがめちゃくちゃしんどい。

こういうのがすごく面倒だし、心が痛くなっていく。
ちなみにこれはお相手が年上でも最近はずっと心にあります。
すっごい闇深いでしょ?
いや本当にこの「もう女性として終わっているのにすみません」という呪いに延々と苦しめられていて、闇がとても深くて辛いことが多々あります。
払えば楽だし、払ってしまいたいよね。
もんぬちゃんのこのツイートもとても頷いた。

ただ、そんな終わってる37歳ですが思うことがあるんですよね。

お店ではなぜ平気なんだって話

私はALICAという場所があって
そこで「お酒をいただく」のに抵抗がないのは
一緒に楽しもうと思う「空間」の作り手としての自信だったり、大事なモットーがあって「いただきます」がいえる。

そこに「奢って貰って当然」とは思わないし
「来てくれて当然」でもない。
来てくれたからには楽しんで貰いたいし、また来たいと思って貰うために出来ることをしたい。

ようは「自信の場所」なんだなと思うんです。
自信を持って戦える場所、戦える武器を持っているか?なのかなと。
その武器がお金なこともあるし、知識や経験なこともある。

どれだけ抵抗しても年齢は重ねるし、肌もよれるし、加齢臭だって出てきます。それはみんな平等に来ることであって「若さ」に自信を持っていた過去から次のフェーズに進むタイミングがやってくるということなのかな?と。

私は37歳ですが、27歳に見られたいと思うことはなくて
37歳らしさというか、自分らしさを見て貰えたらいいし
ありたい自分でいる姿が一番自分では好きです。

おごりおごられ問題でいつも思うのは「奢られること」で自分に自信が持てるんだろうな、ということ。
奢られて自信がつくというよりも「奢られる価値のある人」であるような気持ちになるからかもしれません。

でも私はもうだいぶ年を重ねたし
「奢られない人」で全然良いと思っています。
奢るたびに「ありがとう」って言われたら
それだけで十分かなってついつい甘やかしたくなってしまう
そんな自分も別に嫌いじゃないしね。

私はおばさんだから、おじさんだから払うべきとは思いません。
でも払うことでお互い幸せなら積極的に払う、そういう女性もいいんじゃないかなと思います。

大切な人に奢れる自分にも自信を持って良いと思うけどな。
さっさと払って「いつもありがとう」をすり込むのも悪くはない気がします。長期的に見てね。

追記:
このツイートの質問者さんはもしかしたら「感謝」が欲しいのかも知れないなあと思ったり。でもそれ結構むなしいことなので感謝がなくとも払い続けるメンタルの強さがないとなかなか難しいよね。
いつかどこかで直接話すことがあれば慰め合いたい、そんな話。

Twitter新たにはじめました。
https://twitter.com/ayaka_alica

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