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みんな大好き任●堂就活メモ

11/2追記:
気づいたら3部お買い上げいただいてました。ありがとうございます!
昔の記憶を掘り起こしてアップデートしていきます🥹

就活の体験談が結構需要あると知り、かなり昔の話にはなりますが私の人生の記録も兼ねてあのゲーム会社の就活体験記を残しておきます。

初めに、おことわり

私が就活したのは15年も前なので今とは状況が全然違うと思います。また、採用に関してもあくまで私は受験者側で、入社後に人事部に確認したわけでも何でもないので、考察は推測の域を出ません。採用基準も昔と変わっているはず。その点ご了承のうえ読み進めてください。

あと、私自身が全然真面目に就活してなくて(公務員なる予定だったし遊びすぎて留年したし)企業分析とか就活のノウハウとかはよく分からないです。なのでかなりラフに書いていきます。全部無料です。

もちろん社外秘なことは一切書きませんが、なんか言われたら即刻公開停止するので、更新されてすぐ内容を知りたい人はフォローか最後の有料ボタンをブクマ&応援がてらポチッとお願いしますね💙(執筆のモチベになります)

取り急ぎ、項目だけざっと並べておきます。思いついたら随時追加します。


ぶっちゃけ倍率は関係ない

ネットだと「東大京大のさらにトップ層しか無理」「就職難易度(就活偏差値?)Sランク」みたいな書き込みを見るんですが・・

引用元:就活市場 https://shukatsu-ichiba.com/article/13066

正直、この企業に関しては「受かる人は受かるし、受からない人は例え定員割れしてても受からない」というのが私の印象です。(人気企業なので定員割れはありえないけど)

そのくらい、企業が求める人材像と就活生のマッチングをしっかりしてると感じました。少なくとも私が仲の良かった同僚を見てると、全員が企業の求める人材像に合致していると思うからです。ちゃんと見てる人事部優秀。

そして冒頭にも書いた通り、私は就活を真面目にやってません。業界分析とか面接の練習なんて一切してないし、グループ面接でぼけーっとし過ぎて「キミ、真剣にやってないでしょ?」と怒られたこともあります(ちなみに明○製菓です。もちろん落ちました★)

でもこのゲーム会社に関しては、求める人物像を見て「これ私のことやん」って直感で思ったくらいしっくりきたし、説明会や先輩社員との座談会でも無駄に緊張しなくてむしろ居心地よくて、なんというか、自分がここで働いている姿をありありと想像できたんですよね。

就活に限らず学校や結婚相手を選ぶ時も、そういうフィーリングって馬鹿にならないと思います。

あとは、自信

私は、自分が受かると信じて疑わなかったので、倍率やネットの評判、ランク付けなんて一切見てませんでした。てか就職ランクなんて知ったの受かってからだしw 

「学歴も留学経験もあるからでしょ?」と言われると、それはまあ武器として否定しません。でも学歴も留学経験も、比較したら上には上がウジャウジャいるんです。

そう、比較すれば、です。

もちろん客観的に自分の実力や実績を把握することは大事です。でも就活は大学入試と違って単なる点数の競争ではなく、会社とのご縁を掴むことが全て。見るべきは他の就活生ではなく会社(の面接官)です。

必要以上に人と比較したり周りの声を聞いたりして、勝手に自信を無くさないようにしましょう。「倍率が高いから自分には絶対無理だ・・」ってビクビクしてたら、受かるもんも受かりません。「東大京大しか無理でしょ」みたいな声も無視です。確かに学歴フィルターは否定できませんが、そうじゃない人もたくさんいるし、理系職に限っては聞いたことない大学の人も結構いました。(そしてそういう人ほど出世してた)

当時の同僚とかと話してても、

「研究室行くつもりだったけど記念受験したら受かったw」

「推薦もらった別の企業行くつもりで内定式まで出たけど、同期が合わなかったら内定辞退してきた」

みたいなゆるい感じの声をちらほら聞きましたね。

ゴリゴリ就活頑張ってました!!って人は少数だった気がします。(もちろん中には体育会系のキャプテンで何十社も受けてソ●ーもパナ●ニックも受かって・・みたいなTHE・就活リア充みたいな子もいましたが)

そんな私も、1年前に受験した親友が最終面接で落ちたからその敵討という極めて不純な動機で受験してますw

とはいえどのくらいの倍率か気になるよ!

うん、そうだよね。

あくまで私の体感値ですが、エントリー人数を母数とするなら数千倍〜数万倍ってとこでしょうか。
*私が受けた時は株価7万円、時価総額10兆円の超絶バブリーな時期です。

面接に進む前の筆記試験の受験番号が5桁だったのは覚えてますが、これが受験者数万人を意味するのか、単に職種で整理番号的に分けてるのかは不明です。

ただ、当時の試験会場のキャパや実施回数で計算すると、やはり数千人・数万人規模なのかなと思いました。(当時、事務系は20人くらいしか採用なかったしね)なので倍率だけでいうとものすごく高いのは間違いないです。

留年も浪人も関係ない

留年してたら不利になる?って気になる人いますよね。

私自身も「学生の間に旅行をしまくりたい!」というこれまた不純な動機で6年も大学に居座ってたので、そこはかなり懸念しました。やっぱ世間的に留年ってイメージ悪いですもんね^^;

でも受かってフタを開けてみたら、同期の3分の1くらいは留年or浪人経験者。寄り道 is 正義!

院卒が多かったこともありますが、24〜26歳の新卒が大量で、普通にストレートで学部卒の22歳だと「22歳!若いね〜」と言われるような異様な空間w

ただ、「留年して何をしてたか」はちゃんと面接で聞かれました。

「遊びまくってたら留年しちゃいました〜」と正直に言ったら流石にマイナス印象です。「部活動に全力で打ち込んでいた(ので結果的に留年してしまった)」「留学から帰国して、就職するにも時期が悪かったのであえて留年を選びました。その間は留学で学んだ言語を活かして〜に挑戦し・・」のように、何を学んだかや、選択と集中をした結果であることなどを前向きにアピールできるといいですね。

浪人は難関大学生あるあるなので突っ込まれないと思います。もし聞かれたとしても「周りに流されて滑り止めの大学に行かず、自分の第一希望を貫きました。その結果、充実した学生生活を送れました!」などポジティブな回答ができると良いと思います♪

学歴は関係あるよ。でも・・

今現在は分かりませんが、当時は確実に学歴フィルターがあったと思います。

中小企業ならともかく何千何万もの応募がくる大企業で、全ての応募者を人柄やスキルを見て評価するなんて物理的に不可能です。(記念エントリーも大量だろうし)

なのである程度の基礎学力や目標達成のための努力ができるかを見るために、学歴でふるいをかけるのが効率的というのは・・企業の立場になって考えれば当然のことですよね。

ちなみに私自身は阪大の学部卒です。もちろん世間的には悪くはないですが、東大京大、帰国子女で多言語ペラペラの早慶上智がゴロゴロいる中だったので、受験者の中ではまあ平均的なレベルだと思います。(あくまで大学の偏差値やイメージの話ね)

でも上の方でも書いたけど、全然聞いたことのない地方の大学出身の子もいたし、入社してしまえば誰がどこの大学かなんて全然気になりません。

たま〜〜に「あの人はxx卒だよね」とやたら学歴厨な人もいましたが…そういう人はぶっちゃけ仕事できなかったな笑

ただやっぱり同じ大学なのがキッカケで先輩や同期と仲良くなり、仕事や職場生活が楽しくなるというメリットもあります。もしこれを読んでくれてるあなたが中高生なら、ある程度入社実績のある大学を狙うのも良いと思いますよ♪

年代によって異なりますが、京都に本社があるのでやはり京大・同志社・立命館は人数が多かったです。(立命飲みとかしてて羨ましかったなぁ)

【事務職限定】残酷だけど学歴と同じくらいxxも重要 (部活やインターンじゃないよ)

これは書こうか迷ったけど・・

あくまで私の憶測だし自分で書くなって感じですが。
事務営業職は「容姿」も見られてると思います。

容姿、と表現しましたがざっくりいうと女性は顔とスタイル(グラビアみたいな意味ではなく、極端に太ったり痩せてたりしてない健康的な体型という意味)、男性は爽やかさといったイメージです。男女ともに、髪の毛がボサボサだったり、だらしなく太ってたり・・みたいな人は皆無でしたね。

女性に関しては、顔採用を公言してるご近所の有名メーカー(ロ◯ムさん)みたいに全員が超絶美人!というわけではないですが、みんな普通に人生で一度や二度は「可愛い」と言われたことがあるだろうなーって感じでした。

もちろんびっくりするほど美人な子もたくさんいて(特に東京の女の子達。あか抜けてて本当に可愛い)、田舎者の私は完全におっさん目線で「友達が可愛いすぎる!」「xxちゃん私服もおしゃれ〜!」って楽しんでました(誰)

まあこれも企業の立場で考えてみれば、同じスキルセットを持った志願者が二人いて、Aさんは清潔感があって笑顔がキュート、Bさんは太っていて表情も暗くなんだか不潔、、、どちらを会社の看板を背負った営業マンにしたいかは考えるまでもありません。

残酷かもしれませんが現実として、大企業の受付が不美人のおばちゃんってどうよ?という話です。

・・なんて偉そうに語ってる私も別にめっちゃ美人でも可愛いってわけでもないです。中学生の頃はニキビがひどくて長身を気にして猫背で、容姿でいじめられてたくらいですからね。(あだ名がヒキガエル)

でも自分に似合うオシャレを学んだり、勉強面でスキル身につけて自分に自信を持つようになってからは、自然と猫背やお肌も治ってそれなりにモテるようにもなりました。

就活の話からちょっと脱線しましたが、もし今のあなたが容姿に自信がなくても大丈夫。

せっかくだしこれを機に見た目も磨いてみましょう。
個人的にパーソナルカラー診断と骨格診断は全人類マストで受けてほしい

その方がきっと面接でも自信を持ってあなたの魅力をアピールできますよ!

*開発職(技術・デザイン・音楽)は容姿関係ないと思います。理由はノーコメントで。

有利だと思われる経験とそのアピール方法

求める人材像から分析・逆算するあなたの強み

試験内容

【内容公開】ESに書いたこと

留学と、その後にしたバックパッカー旅の経験をもとに、人と違うことに積極的に挑戦できることと、トラブルやギャップに臨機応変に対応できることをアピールしました。

留学先がスペイン語圏だったので当然スペイン語は話せましたが、それは資格欄にさらっと書いた程度。(ちなみに英語は入社後に業務で鍛えられて話せるようになった)

国連学生会議でプレゼンしたとかでもない限り、語学力単体のアピールは微妙です。語学はあくまでツールであり、それだけができたところで何の強みにもならないからです。

あと、大企業だとバイリンガル、トリリンガルは全然珍しくありません。日本全体だとまだ英語が話せるだけで「すごい!」って言われる感じですが、いるところにはめっちゃいるんです。

私の同僚にも英語ペラペラ+プログラミングできる、海外の有名大卒で4ヶ国語話せる、みたいなのがゴロゴロいたので、当時は自分が外国語学部出身ということが恥ずかしくて言えなかったりもしました。。

TOEIC700みたいな中途半端な語学力は何のアピールにもならないので、それよりもアルバイトやインターン、部活や普段の勉強で自分だけの強みをアピールする方が良いと思います。

筆記試験・小論文:小学校低学年レベルの作文で受かった理由


一次面接:他の大企業との絶対的な違い

グループ面接がなく、一次面接から学生1人ずつの対応でした。しかも1時面接から控え室で一人一本お茶を出してくれたのも地味に感動。本当に人を大切にしてる会社だよなーと改めて思います。

その分、「自分」をしっかり見られるのでエントリーシートはしっかり読み直して(今は電子提出なのかな?私の時は紙面を郵送だったので、送る前にコピーを取っていた)何を聞かれても答えられるようにしておきましょう。

私の場合はなぜ留学したのか、なぜこの国(珍しい国だったので)とか、留学の話を結構聞かれたと思います。

二次面接:やらかして絶対落ちたと思った

人事の担当者だけでなく配属先部署の部長クラスも同席でした。

私は当日体調が絶不調で頭ガンガン喉ガラガラ、、、正直ほとんど何を聞かれたのか覚えてないです😂

唯一覚えてるのは、

ESに自信たっぷり書いた「新しいWiiのコマーシャル考えたので面接でプレゼンさせてください!」を拾ってもらえたのに頭真っ白になり「すみません忘れました!!」と答えた時に爆笑されて絶対に落ちた・・・と思ったことです。

でも今思うとこの素直さが良かったのかな?

関西だしエンタメ企業なので、とにかくどの面接でも1笑いは取ることだけは意識してました。

最終面接:受かった人全員が聞かれてた共通点

こんな人は向いてないから辞めとけ

キラキラ大企業サラリーマンに憧れてる人&京都に良いイメージを持ちすぎてる人

今でこそ世界的に有名な大企業ですが、ほんの数十年前までは花札を作っていた小さな会社です。その当時から勤めている人たちは京都の人がほとんど。独特な文化というのも少なからず残っていたりします。

また、本社(本社及び本社開発棟)が位置する京都府南区は下町。京都駅からも2駅と利便性は良いのですが、最寄り的からドア・ツー・ドアで徒歩10〜15分と微妙に歩きます。

そして会社の周りにはマジで何もないです。スタバ?そんなものはない。

ランチを食べに外に出ても、庶民的な蕎麦屋やファミレスがぽつぽつとある程度。(でもこの蕎麦屋さんがすごく美味しい)

夜遅くだとその辺の店も閉まってて、何故かハングルしかメニューのないボロい焼肉屋に行く始末(でもこの焼肉がまた美味い)

そして、お察しの通り治安もあんまりよろしくないです。高速のバイバスが近いからか、トラックがお構いなしに会社の周囲に停められまくってるし、コンビニの前でブルーカラーのあんちゃん達が乱暴な言葉でやんややってる姿もよく見ます。(話すとめちゃ気さくで良い人ばかりです!)

残業で夜遅くなって一人で帰ってると痴漢にあうなんて経験も一度ありました。

そういった下町っぽい感じが楽しめるなら問題なしですが、「修学旅行の京都+大企業」のイメージを持ちすぎて、和モダンなスタバで出社前にカプチーノ・・なんて想像してるとギャップにやられます。悪い意味で。

「丸の内で働いてる大学時代の友達と話してて、自分の境遇が嫌になってホームシックで辞めた」なんて人もいるくらいです。

それに、京都という特殊な文化のある地域で暮らしていくこともある程度は覚悟が必要です。

・盆地なので夏はインド人が倒れる暑さ
・冬はロシア人が風邪をひくほどの底冷え
・観光シーズンの電車は山手線レベル(主に7月11月)
・京都人の「いけず」はガチ
・地域格差が顕著なので子供産まれたら住む場所悩む
・そして良い場所は露骨に家賃高い

などなど、就活とはそこまで関係ない話ですが、そういった小ネタも置いておきます。




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