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40歳の「壁」の正体がわかった!

voicyのリスナーさんなら、尾石晴さんの著書に「40歳の壁をスルっと超える人生戦略」というものをご存じと思います。

この「壁」が何であるかが、人ぞれぞれ、違っていて、
発売当初いろんな人が、「壁」の議論をしていたのをよく覚えています。
「壁」を越えてきたキラキラ系の人たちが「壁」はあったは、あった!でもなんだったか?わからないと話していたりしていました。

私も40歳を越えて、自分の「壁」がなんなのか?
わからないままこの著書を読んでいたのですが、
壁の正体がなんなのか、私の場合はいろんな障壁がありすぎて、
分からないままモヤモヤしていたんですね。

しかし今日、久しぶりに20代のころ一緒にブライダル業界で働いていた友人と会って話ができることでこの「壁」の正体を見つけることができました!

友人はきょうだいが多く、高校生の時から自分の生活費をファミレスや夜職で稼ぐという自立型の賢い元気な女子でした。
あっというまに、彼氏との双子の妊娠がわかり、出産結婚しました。
双子の女児とともに結婚披露宴を挙げ、すぐに男児も妊娠。3つ子状態での子育ては必死だったといいます。

その後もう一人男児が生まれ、現在、その子が小学校6年生。
彼女の子育てはまだまだ続いています。

そんな彼女は一度ファミレス業界にパートとして返り咲きましたが、あまりにもできすぎる子なので、2.30円の時給アップで、正職員、店長クラスの業務まで任されるようになった…というのです。
何よりも時間が優先の子育ての中で、理不尽に時間を巻き取られてしまうことなどに疑問を感じて、ファミレスを辞めました。

そんな彼女に次に声がかかったのは小学校の支援員の仕事でした。
子育て経験のある彼女には適職だと私は思いました。

しばらくは、順調に続いていたものの、自分の子育てのために急遽、休みたくても、休みにくい現実があり、やむなく続けられなかった…といいます。
それでも学校側は今でも彼女の復職を望んでいるようです。

そんな彼女が言い放った一言が…

「私たち(世代)って、根性あったよね!」

です。

そうなんです!
氷河期世代で就職も苦労してきたし、
就職先も厳しく立ち上げだったから、深夜までの残業、普通だった。
バブルの時代は見てきたけれど、
バブルの恩恵など自分たちには皆無だった。
そんな中を生き抜いてきた!

そう!根性あったんです。

「なにがなんでもやってやる!」というメンタリティで
生き抜いてきた経験やキャリアはあるものの、
いざ、再就職や転職すると
まともな賃金はもらえず、
生き抜いてきた経験や努力は評価されず、
無力にも、体力や気力は少しづつ衰えて、
報われない努力があるということを知り、

いつの日か、根性というものが効かなくなった。

私の場合は、最近の歯科への転職の失敗だったし、
私の友人の場合は、ファミレスの退職時だったかもしれないし、
小学校の一時休職だったかもしれないのです。

つまり、自分だけならなんとかなるものの

家族や子供のケアゆえに自分の

「根性が効かなくなる」

…これが「壁」の正体。

と気づいたのでした。

決して、楽して何かを手に入れよう!と思っているわけではないんです。
でも支える家族がいることで、ままならないことが重なると
努力しようにも、どうしようもないことが現実問題として存在するということなんです。

ということで・・・

今日の学び

「壁」とは根性が効かなくことであり、

努力ではどうにもならないことを指す。


そして、

心置きなく、話ができる友人は、

人生をハッピーにしてくれる。

の二つでした。


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