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フェミニストを名乗ることが怖かった

はじめまして、新米フェミニストのあやなです!

突然ですが
もしあなたの身近な人(例えば友人や恋人)が、「私、フェミニストなんだ!」と言ったら、どのような印象を持ちますか?

女性の権利を主張してる、硬そう、男女平等、男嫌いの女なのか etc...

もちろん人によって抱いた印象は様々だと思いますが、そのほとんどがネガティブなものだっただろうと思います。そして多くの人が、フェミニストについて多くは知らずに、なんとなくぼんやりとしたイメージで答えたのではないでしょうか。

これが、今のフェミニストに対する実情です。

では、もしあなたの身近な人(例えば友人や恋人)が「私、性別とかに関係なくみーんなが幸せに暮らせる世界にしたいんだ!」と言ったら?

1つめの質問とは違って、ポジティブな印象を抱くのではないでしょうか。

でも実は、両方の質問は同じ意味なんです。

私にとってフェミニストとは、「マイノリティもマジョリティもみんなが幸せに過ごせる世界」を目指す人のことです。

もちろん様々な解釈があっていいです。
ただ私にストンと落ちたのはこの解釈だったというだけです。

このフェミニストの解釈に出会う前は、自分は女性の権利を拡大したいけどそれは男性にとっては不利に働くのでは、なんてことを考えていたりしました。

女性とか男性とかそうじゃないとか、そんなことはどうだっていい!
みんなが!幸せな世界にしたいんだ!
そんな私はフェミニスト!!

そう考えられるようになってからは、モヤモヤが晴れた気がしてすごく楽になりました。

フェミニストを名乗ることが怖かった

とは言え、フェミニストの自覚を持ってもフェミニストを名乗ることは怖かったです。理由は、大きく分けて2つあります。

1つめは、単純に自分自身が変化を恐れていたからです。

今までの私から変化してしまうと、今までの友人が離れてしまうのではないか。ただただそれが怖かったです。

でもね、怖がって何もしなかったら、何も変わらない。

どんなに私がフェミニストとしての想いを持っていたとしても、内に秘めているだけじゃ考えていないのと一緒。

それに私には(もし疎遠になってしまったらと思うと足がすくんでしまうくらいに)大切な素晴らしい友人がいる!彼ら彼女らは私を応援してくれる。そう信じることにしました。

2つめは、フェミニストという言葉が今までの日常からかけ離れていたからです。

私の周りにフェミニストを名乗る人はいませんでした。もしかしたらいるのかもしれないけど、「フェミニストでーす!!」と主張している人はいませんでした。

その中でフェミニストを名乗ったら

もしかして、私変な人??

でも誰かが最初に声を発していれば賛同してくれる人がいるかもしれない。賛同してくれなくても、意見をくれるかもしれない。

怖がって何もしなかったら、何も変わらない。

私の「挑戦」

あくまで主観100%の意見ですが、フェミニストを自称している方は性被害に遭われた過去がある方やLGBTQ(性的少数者の総称です。また詳しくお話できればと思いますが、興味を持たれた方はぜひご自身でも調べてみてください。)の方が多いように感じます。

私は性被害に遭った経験もなく、女として生まれ、今のところそのことに特に違和感も感じず、男性に恋をします。

そんな私もフェミニストです。

フェミニストであることに特別な理由は必要ありません。ただ日常の中の当たり前に対してなんとなく感じているモヤモヤに、本気で向き合ってみる。

例えば
・ランドセルの色は男の子が黒、女の子が赤
・名簿や大会での表彰は男子が先で女子は後
・女性はコンビニの深夜のシフトには入れない
・男なら泣くんじゃないと言われる

誰もが1度は経験したことがあるのではないでしょうか。

でも、「まぁそんなものか。」とそのままにしている。
それを当たり前だと思って受け入れてしまっている。

今の社会は、ジェンダーに関して無関心状態です。そりゃそうだ。だって今の現状を「普通」と思ってしまえば、ある程度「普通」に生きていけるから。わざわざ声をあげる必要なんてない?本当にそうですか?

深夜のシフトが危険だからといって女性の選択を制限するのはお門違いで、そんな社会を変えるべきだし、男性だから泣いてはいけないなんてとんだ理不尽です。

マイノリティだけを幸せにしたいんじゃありません。
マジョリティの幸せも目指しています。

仕方ないから、と諦めないでください。

「おかしい!」と叫びましょう。

日常を「普通」に生きているあなたが、その日常に疑いの目を向け考える。

そのことが「みんなが幸せな世界」に繋がります。

私はあなたに、日常に疑いの目を向けてもらうために、意見や情報を発信していきます。

応援よろしくお願いします!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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