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成功とは、他人のために自分のやりたいことをやることだ

成功とは、他人のために自分のやりたいことをやることだ

『成功の心理学』 デニス・ウェイトリー博士

これは、以前私が出会って衝撃を受け、以来大事にしている言葉です。

自己啓発書やビジネス本を読むと、「成功するには~」「成功者は~」と成功の秘訣が書かれていますが、私はずっとこの「成功」という言葉に違和感がありました。
どこか「富と名声を手に入れる」感がある気がしてしまうのです。
私はそういう類の本を読むのが好きですが、それはお金持ちや有名になりたいからではなく、よりよく生きるためのエッセンスが知りたくて読んでいるところがあります。

どうすればもっと自分らしく生きられるか?
他者と良い関係を保ち、自分を認め、心地よく生きることができるか?
世の中に貢献し、自身の成長を感じることができるか?

そんなことに興味関心があるので、冒頭の名言は衝撃だったのです。
まさに、私の求めていることが「成功」だったんだ!!と。

先日、一緒に学ぶ仲間たちの「好き」や「得意」の源泉の発表会がありました。
知らない世界について教えてもらうのが楽しく、また活き活きと話す彼らの姿にも胸を打たれました。
偏愛、こだわり、もしくは自分が当事者として困ったからこそ人に教えられること…それらは、誰かの困りごとを解決したり、生活を少し豊かにしてくれる。誰でも誰かの小さな先生になれるのです。
自分が駆り立てられ情熱を注げる事で、他人が喜んでくれるなら、そんなに素晴らしいことはない、と冒頭の名言を思い出しました。

そんなこと、自分にはハードルが高いよ、と思うでしょうか。
職業として名前がつくものでなくていいし、大掛かりでなくても良いのです。小さく始められることからでいいし、今の仕事と別の事を始めなくてもいい。例えば今日、職場に行ったら、他者への貢献の意図を持って行動してみるだけでいいのです。
資料作成のコツとか、この機能を使うと早いとか、そんなtipsを共有するだけでも、同僚の仕事が早く終わり感謝されるかもしれません。
そうやって仕事の意味付けをするだけで、毎日の充実感は変わるはずです。

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