
2023年5~9月に読んだ本10冊
電子書籍か、紙の本か
普段の読書は、Kindle(電子書籍)で出版されているものはKindleで、電子書籍になっていないものは紙の本で買って読んでいます。結果的に、Kindleと紙の本を「8:2」くらいで、楽しんでいます。
読んだ本のピックアップ10冊
中野京子さんの本
中野さんの本は大人気『怖い絵』シリーズから、全部制覇する勢いで読みに掛かっています。
世界史も楽しいし、西洋絵画の見方の勉強にもなって最高です。
マリーアントワネットのリアル『24』(※海外ドラマの“トゥウェンティー・フォー”のこと)である、ヴァレンヌ逃亡事件のはなし。ほんとうに、事実は小説より奇なり・・・・・・。ああ、ああ、ああ・・・なんという、胸に迫る緊迫感。マリーアントワネット、フランス革命に興味のある人は最高に楽しめるはずです。
ロシア
Kindleアンリミテッドにあったので読んでみた。ロシア通訳で有名な故・米原万里さんのエッセイ。ロシアの話って惹かれちゃう。歴史、絵画、音楽、料理、全部魅力がある。
歴史小説
永井路子の歴史小説は、制覇するつもりでずっと読んできていて、まだ手を付けていなかったやつ。メインは源平の時代の頃の短編集です。タイトルの「寂光院」は、壇ノ浦の戦いで没した平家の建礼門院の目線からの短編で、後白河法皇も話の中に登場してくるなど大物ぞろいで楽しかった。栄枯盛衰、華やかな時代。
園芸関係
この5月に実家に住居を戻したので、ベランダだが園芸が楽しめるようになり、初心者らしく買った。
園芸関係:いとうせいこう氏
こちらもベランダ園芸のお供に買った。いとうせいこうの文章が面白くって、園芸抜きに、エッセイとして自体ですでに楽しめた。ベランダ園芸を「ベランダー」と名付けて、ドラマ化するまで流行らせたのも、いとうせいこうによるもの。
「ベランダー」の2冊目。植物の凄さにどんどん引き込まれる。いとうせいこうの洞察力、着眼点にあっぱれ。
みうらじゅん氏
いとうせいこう氏といえばみうらじゅん氏。みうらじゅんは、かなりヒーラー的。どの書籍もとっても良い。これは、自分というエゴ(煩悩)をなくしていかんとする、自伝的小説。
可笑しすぎ、抱腹絶倒。47都道府県を、みうらじゅん節で面白おかしく語る。仕事の休憩中のお供にすごく楽しめた。
料理本
NHKをつけていてたまたま観た『365日の献立日記』。なんだこのお洒落な5分の番組は!!となり、元となる本を買った。レシピ本だけど、レシピ本というより、沢田貞子さんを表しているお料理本。