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【囲碁のルール④】置いた瞬間に取られる場所には置けない
前回は「石は囲めば取れる」というルールを解説しました。
今回はそれを応用したルールです。
ここまでマスターすると、対戦も十分楽しめるようになります!
早速、みていきましょう!
1.置いた瞬間に取られる場所とは
![着手禁止点](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64974660/picture_pc_92aa668847f5119323bdee29a7ae4a88.png?width=1200)
例えば、上の図のAのところに黒が置いたとしましょう。
すると、どこかで見たような状態に……。そう、前回やったルール③の相手に囲まれた形ですよね。
つまり黒×は、置いた瞬間に相手に取り上げられてしまいます。
このように置いても逃げ道がない=置いた瞬間に取られてしまう場所には、最初から置けないルールになっています。
このような場所のことを囲碁の言葉では「着手禁止点」といいます。
<着手禁止点に置いてしまったら>
公式ルールでは着手禁止点に置いてしまった時点で負けになります。
ただし、初心者同士で楽しむ分には、うっかり置いてしまった石を素直に相手にあげて続行するのもアリです。
その辺りは一緒に楽しむ人と相談して決めましょう。
2.置いてはいけないところの例外
![着手禁止禁止点の例外(置けるか)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64974874/picture_pc_c9b23291586676dd04bfbb76d4177a54.png?width=1200)
それではここで問題です。
Aのところに黒石は置けるでしょうか?
![着手禁止点の例外](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64974902/picture_pc_55ab9c11d5550eabc4459ef5f385f9d2.png?width=1200)
正解は「置ける」です!
○のように黒を置くと、黒には逃げ道がありません。
しかし、同時に△の白の逃げ道をゼロにしています。
この場合は「囲めば相手を取れる」というルール③のほうが優先され、相手を取って逃げ道を復活させられるので、置くことができるのです。
このようにそこに置くことで相手の石を取れる場合は、置くと逃げ道のない場所でも置くことができます。
3.今回のルールのまとめ
・ 置いても逃げ道がなく、すぐに取り上げられてしまう場所には置けない
・ 相手の石を取れる場合は、逃げ道のない場所でも例外的に置ける
4つ目のルール、いかがだったでしょうか?
理論上はわかりやすいのですが、実戦だとなかなか気づきにくいのがこのルールです。
少しずつ目を慣らしていきましょう!
ここまでのルールで囲碁の対戦は楽しむことができます!
次回はこれまでのルールをまとめた記事を更新予定です。
また囲碁のルールにはもう一つ、応用ルールがあります。
本当は4つのルールに慣れてから学んだほうがいいのですが、気になる方はこちらもご覧ください!
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