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そっと、手を差し伸べられる勇気を

どうしてもやる気が出ない時や、何も手につかない時ってある。

そういう時は無理して何かをするんじゃなくて、もうそれは好きなだけ思いっきり休めばいいんだと思っている。

休むことは悪いことじゃない。

がんばらないことは悪じゃない。

一人ひとりのキャパは違うのに、みんな同じように判断されてしまったり、誰かの基準で物事を考えてしまったらする。「当たり前」や「普通」の基準って、人によって違うのは当然で。わたしにはわたしの基準があるし、あなたにはあなたの基準がある。

だからそれを受け入れて、聞き入れて、しっかり受け止められるような心の余裕って必要なんだと思う。

で、その心の余裕ってどうやったら得られるのかというと、それはやっぱり最初に述べた「思いっきり休むこと」なんだと思う。

辛い時に「辛い」と、しんどい時に「しんどい」と、ちゃんと弱音を吐ける人が周りに何人いるだろう。「自分さえ我慢すれば大丈夫」「なんとかここをやり過ごせば後はうまくいく」そんな自己犠牲の精神の上で成り立つ結果なんて、誰が欲しいんだろう。

無理しなくて良い。自分の心に嘘をつかなくて良い。心の声に正直に生きていれば良い。わたしはそう思う。


でも、思っていても実行するのは難しい。思うことは誰にでも出来るけど、実際に行動することは、誰にでも出来るわけではない。

心の中では何を選べば良いのか、何を選びたいのか、何が正解に近い選択なのか、きっとわかっているのに。それでも、周りの目や世間体を気にして、自分が思うのとは違う方の選択をしてしまうことだってある。

「もっと自分のことを大切にしてあげなさい」

そう言われて、なんだかハッとした。自分のことを大切にするって、もう半年くらいずっと言い続けているのに、その想いは全部上辺だけで、本質的なところはきっとまだ何も変わっていなかったのかもしれない。

自己犠牲の上に成り立つ優しさなんて、ありがた迷惑なんだよな。少なくともわたしならそう思う。


断る勇気。休む勇気。辞める勇気。

今動いているものを一旦止めることって、すごく勇気がいることだと思う。でも、必要な時に必要な判断を迫られる時が必ずやってくる。

そこを蔑ろに、うやむやにしないように、自分の心の奥底に思っている本当の気持ちに嘘をついてはいけないなぁと思う。


生きづらい世の中かもしれない。

だからこそ、みんなが自分のことを本当に大切にできる世界になって欲しいと思う。

わたしも、わたしのこともあなたのことも、彼のことも彼女のことも、みんなのことを大切に幸せにできるわたしでありたいと思う。



#あやめしのひとりごと #毎日更新 #1000日チャレンジ #665日目


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